2013.12.03
損害賠償等請求本訴事件、損害賠償請求反訴事件
LEX/DB25501709 / 仙台地方裁判所 平成25年8月29日 判決 (第一審)/ 平成22年(ワ)第1314号等
研究者であり国立大学の総長である原告(反訴被告)が、被告(反訴原告)が代表する会のホームページ上において、原告が過去に発表した論文にねつ造ないしは改ざんがあるとして大学に対し原告を告発する旨の被告ら作成の文書が掲載された結果、原告の名誉が毀損されたと主張し、被告らに対し、不法行為に基づく損害賠償の支払いを求め、また、名誉回復処分として、記事の削除及び謝罪文の掲載を求め(本訴)、これに対し、被告らが、原告による本訴提起が不当提訴に当たるなどと主張して、不法行為に基づく損害賠償等を請求した(反訴)事案において、原告の損害賠償請求を一部認容し、その余の請求及び反訴請求を棄却した事例。