2014.04.22
非現住建造物等放火、詐欺未遂、強盗殺人被告事件
LEX/DB25503130/宇都宮地方裁判所 平成26年3月3日 判決 (第一審)/平成24年(わ)第652号等
被告人が、共犯者と共謀の上、非現住建造物等放火、詐欺未遂、強盗殺人を犯したとして起訴された事案において、量刑上最も重視すべき強盗殺人については、極めて危険で残忍な態様であり、犯行において不可欠で重要な役割を果たし、経緯や動機は身勝手で悪質であって、結果は重大であることなどを考慮し、また、その余の各犯行についても、計画的で悪質な犯行であり、被告人は積極的、主体的に関与していることなどを考慮して、被告人を無期懲役に処した事例(裁判員裁判)。