2013.10.01
被告人両名に対する保護責任者遺棄(変更後の訴因保護責任者遺棄致死)被告事件
LEX/DB25501611 / 名古屋地方裁判所岡崎支部 平成25年 6月17日 判決 (第一審) / 平成24年(わ)第740号
被告人両名は、被害女児の親権者として、同児を保護する責任を負っていたものであるが、平成24年4月ころには同児が低栄養状態に陥っていること及び歩行困難等になっていることを認識しながら、共謀の上、同年9月20日までの間、同児に十分な食事を取らせず、適切な医療措置を受けさせずに放置し、同児を衰弱死させたとの保護責任者遺棄致死の事案において、不保護の態様は悪質であること、4歳の女児を死亡させたという結果は重大であること等を考慮し、被告人両名をそれぞれ懲役6年に処した事例(裁判員裁判)。