2019年7月号Vol.115
【TKC サポートインフォメーション2】TASKクラウドフェア
行政も住民ももっと便利に
研究中の試作品も披露
7月から、全国17都市において「TASKクラウドフェア2019」を開催します。今年は〈行政も住民ももっと便利に〉をテーマに、各種サービスの展示やセミナー開催などを通じて市区町村の課題解決を支援します。今回の見どころは次のとおりです。
1 カード交付事務支援システム参考展示
市区町村では、マイナンバーカードの保管から交付に至る管理業務に膨大な手間をかけています。
今後、「健康保険証との一体化」や「自治体ポイント付与」などによる交付申請の急増に加え、カード更新に伴う事務量の増加も想定されます。そうした中で、データ消失などのリスクを排除し、個人のプライバシーに配慮しつつ業務の効率化・標準化を図るためには〝仕組み〟の整備が急務です。
そこで現在、研究開発を進めているのが「マイナンバーカード交付事務支援システム」(仮称)です。フェアでは、このプロトタイプ版を参考展示します。そこで寄せられた皆さまのご意見・ご要望をもとに、オンライン手続きの基盤としてマイナンバーカードの利活用までを視野に入れたシステムを目指します。
2 国などによる特別講演
各会場では、「デジタル・ガバメント」などをテーマとしたセミナーを開催します。
また、総務省や内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室、地方公共団体情報システム機構などを講師に招へいした特別講演も予定。国の政策や最新動向など、今後の施策立案をする上でも必見です(詳細はホームページでご確認ください)。
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さらに、会場では全国150団体以上で採用されている基幹系システムなど各種ソリューションを展示するほか、導入事例の紹介などさまざまな〝見どころ〟をご用意しています。
行政効率の向上や業務改革の推進、デジタル化時代の行政サービスによる住民の利便性向上──などをお考えの皆さま、ご来場をお待ちしています。
掲載:『新風』2019年7月号