2019年4月号Vol.114
【TKC サポートインフォメーション1】かんたん窓口システム
書かない、迷わせない スマートな窓口を実現
「申請書を何枚も手書きするのは面倒」「どこで何の手続きをすればいいか分からない」など利用者の〝不便〟を解消するため、窓口サービス向上に取り組む市区町村が増えています。
そうした中、いま注目されているのが、マイナンバーカードを活用して〝書かない〟〝迷わせない〟スマート窓口の実現を支援する「TASKクラウドかんたん窓口システム」です。このシステムは「証明書交付機能」と「申請書作成支援機能」(2019年4月提供開始)で構成されています。
かんたん窓口システムの利用イメージ
1.証明書交付機能
「証明書コンビニ交付システム」の仕組みを活用し、タブレット等を操作して証明書交付申請が行えます。これにより、住民は申請書を手書きする手間から解放されるとともに、証明書交付にかかる職員の事務効率化を実現します。
また、住民は窓口でコンビニ交付サービスを疑似体験することになるため、「コンビニ交付でも簡単に証明書を取得できる」ことの理解促進にもつながります。
昨年の TASK クラウドフェアでは、各会場で多くの来場 者がシステム体験の “ 順番待ち ” をする光景が見られた
2.申請書作成支援機能
結婚や引っ越しなどのライフイベントに応じ住民がさまざまな質問に回答することで、世帯構成などをもとに必要な手続きを案内します。また、申請書には氏名や住所等を印字できます。これにより住民は迷わず正確に手続きができるとともに、氏名や住所などを記入する手間から解放されます。
さらに「TASKクラウド住基システム」をご利用の場合は、住民が申請した内容が住基システムの異動画面へ反映されるため、これまで職員が申請書を見ながら入力していた手間を最小限にとどめます。
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「窓口改革」は、スマート自治体への第一歩。TKCでは、これからも一歩先行くシステム・サービスの提供を通じて、業務効率と住民サービスの向上をご支援いたします。
掲載:『新風』2019年4月号