2019.01.08
選挙無効請求事件
★「新・判例解説Watch」憲法分野 3月下旬頃 解説記事の掲載を予定しています★
★「新・判例解説Watch」憲法分野 3月下旬頃 解説記事の掲載を予定しています★
LEX/DB25449871/最高裁判所大法廷 平成30年12月19日 判決 (上告審)/平成30年(行ツ)第153号
平成29年10月22日施行の衆議院議員総選挙について、東京都第2区、同第5区、同第8区、同第9区、同第18区及び神奈川県第15区の選挙人である上告人らが、衆議院小選挙区選出議員の選挙の選挙区割りに関する公職選挙法の規定は憲法に違反し無効であるから、これに基づき施行された本件選挙の上記各選挙区における選挙も無効であるなどと主張して提起した選挙無効訴訟の上告審において、本件選挙当時、本件区割規定の定める本件選挙区割りは、憲法の投票価値の平等の要求に反する状態にあったということはできず、本件区割規定が憲法14条1項等に違反するものということはできないとし、本件上告を棄却した事例(意見及び反対意見がある)。