2014.01.06
審決取消請求事件(発明等名称:コークス炉炭化室の診断方法)
LEX/DB25446078/知的財産高等裁判所 平成25年11月28日 判決 (第一審)/平成25年(行ケ)第10063号
原告が、発明の名称を「コークス炉炭化室の診断方法」とする特許出願をしたところ、拒絶査定を受けたので、これを不服として審判請求をしたが、特許庁から請求不成立の審決を受けたことから、その取消しを求めた事案において、本願発明1の「カーボン付着や欠損による炉壁表面の変位を均す」との記載の技術内容自体は明確であり、本願発明1の特許請求の範囲の記載は、特許を受けようとする発明が明確であるとして、上記審決を取り消した事例。