2023.01.04
法人税更正処分等取消請求控訴事件
★「新・判例解説Watch」租税法分野 令和5年3月下旬頃解説記事の掲載を予定しております★
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LEX/DB25593735/東京高等裁判所 令和 4年 8月25日 判決 (控訴審)/令和4年(行コ)第8号
宇都宮税務署長が、控訴人(原告)が支出したと主張する外注費の金額の一部は損金の額に算入することができないことなどを理由として、〔1〕《1》平成25年4月期に係る法人税の更正処分及び過少申告加算税の賦課決定処分、《2》平成25年4月課税事業年度に係る復興特別法人税の決定処分及び無申告加算税の賦課決定処分、〔2〕《1》平成26年4月期に係る法人税の更正処分及び過少申告加算税の賦課決定処分、《2》平成26年4月課税事業年度に係る復興特別法人税の決定処分及び無申告加算税の賦課決定処分、〔3〕《1》平成28年4月期に係る法人税の更正処分及び重加算税の賦課決定処分、《2》平成28年4月課税事業年度に係る地方法人税の更正処分及び重加算税の賦課決定処分、《3》平成28年4月課税期間に係る消費税及び地方消費税の重加算税の賦課決定処分、〔4〕法人税の青色申告承認取消処分をしたのに対し、控訴人が、被控訴人(被告。国)に対し、上記各処分である後記本件各処分(ただし、平成30年7月3日付け更正処分及び令和2年1月24日付け裁決により一部取り消されたものについては、取り消された後のもの)の各取消しを求め、原審は、控訴人の請求をいずれも棄却したところ、控訴人が、これを不服として控訴した事案で、控訴人の請求をいずれも棄却した原判決は相当であるとして、本件控訴を棄却した事例。