2015.06.02
詐欺被告事件(オレオレ詐欺 見張り役 無罪)
LEX/DB25506263/京都地方裁判所 平成27年4月17日 判決 (第一審)/平成25年(わ)第1470号
被告人が、被害者(当時70歳)から現金をだまし取ろうと考え、共犯者α及び名前の分からない者らと共謀の上、数回にわたって電話をかけ、息子を装い、信じ込ませ、被害者から欺いて現金1000万円を交付させたオレオレ詐欺の事案において、被告人に詐欺の故意及び共謀があったと認めるには合理的な疑いが残り、本件全証拠をもってしても、その疑いは払拭されないとして、被告人に無罪を言い渡した事例。





















