掲載日:2016.03.28

金融庁

金融庁「有価証券報告書の作成・提出に際しての留意すべき事項について(平成28年3月期以降)」等を公表

平成28年3月25日(金)、金融庁ホームページで「有価証券報告書の作成・提出に際しての留意すべき事項について(平成28年3月期以降)」等が公表されました。

  1. 有価証券報告書の作成・提出に際しての留意すべき事項について(平成28年3月期以降)
    http://www.fsa.go.jp/news/27/sonota/20160325-3.html
    平成28年3月期以降の有価証券報告書の作成に当たって留意すべき事項として、以下のとおり取りまとめました、とのことです。
    1. 新たに適用となる開示制度・会計基準に係る留意すべき事項
      http://www.fsa.go.jp/news/27/sonota/20160325-3/01.pdf
          平成28年3月期に新たに適用となる開示制度のうち、主なものとして「「企業結合に関する会計基準」等の公表を踏まえた連結財務諸表規則等の改正」が案内されています。
        http://www.fsa.go.jp/news/25/sonota/20140328-1.html
    2. 平成27年度有価証券報告書レビュー(重点テーマ審査)を踏まえた留意すべき事項
      http://www.fsa.go.jp/news/27/sonota/20160325-3/02.pdf
  2. 有価証券報告書レビューの実施について(平成28年3月期以降)公表しました。
    http://www.fsa.go.jp/news/27/sonota/20160325-4.html
    平成28年3月期以降の有価証券報告書については、以下の内容でレビューを実施することとした、とのことです。
    1. 法令改正関係審査
          平成25年9月に公表された「企業結合に関する会計基準」等を踏まえて改正された連結財務諸表規則等が適用されることから、同規則等に基づき適切な記載がなされているかどうかについて審査を実施するため、連結財務諸表を日本基準で作成している有価証券報告書提出会社は、「調査票」に回答し、有価証券報告書の提出日後、所管の財務局等にご提出ください、とのことです(提出方法等については、所管の財務局等から別途連絡)。
        (調査票(Excelファイル))
        http://www.fsa.go.jp/news/27/sonota/20160325-4/02.xls
    2. 重点テーマ審査
          特定の重点テーマに着目して審査対象となる会社を抽出し、当該会社に対して所管の財務局等から個別に質問事項を送付。
          ○工事契約に関する会計処理・開示
          ○棚卸資産に関する会計処理・開示
          ○包括利益計算書
          ○1株当たり情報
    3. 情報等活用審査
          上記の重点テーマに該当しない場合であっても、適時開示や報道、一般投資家等から提供された情報等を勘案して、所管の財務局等より、個別の質問事項を送付。

以上

  
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