掲載日:2024.06.27

国税庁

国税庁「相続時精算課税に係る土地又は建物の価額の特例に関する質疑応答事例について(情報)」等を公表<相続税・贈与税関連>

 令和6年6月26日(水)、国税庁ホームページで「相続時精算課税に係る土地又は建物の価額の特例に関する質疑応答事例について(情報)」等が公表されました。

  1. 相続時精算課税に係る土地又は建物の価額の特例に関する質疑応答事例について(情報)
    https://www.nta.go.jp/law/joho-zeikaishaku/sozoku/pdf/0024005-164.pdf
    公表された「相続時精算課税に係る土地又は建物の価額の特例に関する質疑応答事例について(情報)」は38ページの冊子で、その内容(目次等)は次のとおりです。
    《制度の概要》
    (問1-1)相続時精算課税に係る土地又は建物の価額の特例の概要
    《適用要件》
    (問2-1)適用要件の概要
    (問2-2)土地又は建物の範囲
    (問2-3)特例の対象となる被害の範囲
    (問2-4)継続所有要件の判定(災害発生日前に相続時精算課税適用者が死亡している場合)
    (問2-5)災害減免法との重複適用
    《想定価額の計算》
    (問3-1)想定価額の計算
    (問3-2)想定使用可能期間の年数の判定方法
    《被災価額及び被災割合の計算》
    (問4-1)被災価額の計算(その1):概要
    (問4-2)被災価額の計算(その2):被害を受けた部分の価額が明らかでない場合
    (問4-3)被災価額の計算(その3):造成工事や増改築があった場合
    (問4-4)被災価額の計算(その4):保険金等により補塡される金額が確定していない場合
    (問4-5)被災割合の判定(その1):同一の災害により2以上の土地又は建物が被害を受けた場合
    (問4-6)被災割合の判定(その2):同一の建物の持分を2以上の贈与により取得した場合
    (問4-7)被災割合の判定(その3):承認を受けた後に被災価額に異動があった場合
    《相続税の課税価格に加算される金額の計算》
    (問5-1)相続税の課税価格に加算される金額の計算(その1):概要
    (問5-2)相続税の課税価格に加算される金額の計算(その2):特定贈与者が2人以上いる場合
    (問5-3)相続税の課税価格に加算される金額の計算(その3):同一の土地又は建物が2以上の災害により被害を受けた場合
    (問5-4)相続税の課税価格に加算される金額の計算(その4):災害発生前に土地の一部を贈与している場合
    《特例の適用に関する手続等》
    (問6-1)精算課税の災害特例の適用を受けるための手続
    (問6-2)承認を受けた後の手続(被災価額の異動届出書の提出)
    《その他》
    (問7-1)相続税の申告書の提出期限までに承認を受けていない場合の相続税の課税価格に加算される金額等
    (問7-2)特定土地等に係る相続税の特例と精算課税の災害特例の重複適用
    (問7-3)個人の事業用資産についての贈与税の納税猶予との関係
    《記載例》
    (1) 建物が災害により被害を受けた場合の承認申請書等の記載例
    (2) 土地が災害により被害を受けた場合の承認申請書の記載例
  2. 相続税e-Tax特設サイト(更新)
    https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/etax_leaflet.htm
    令和6年分の相続税の申告については、第11表は旧様式(令和2年4月以降用)の送信も可能とすることした旨の説明が追加され、「FAQ(相続税申告書第11表)」が案内されました。
    https://www.e-tax.nta.go.jp/shiyo/souzoku11/faq.pdf

以上

  
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