掲載日:2015.09.16

金融庁

金融庁(証券取引等監視委員会)「金融商品取引法における課徴金事例集~開示規制違反編~」を公表

 平成27年8月28日(金)、証券取引等監視委員会ホームページで「「金融商品取引法における課徴金事例集~開示規制違反編~」の公表について」が公表されました。
http://www.fsa.go.jp/sesc/jirei/kaiji/20150828.htm

 公表された「金融商品取引法における課徴金事例集~開示規制違反編~」は114ページの冊子で、適正な開示に向けた市場関係者の自主的な取組を促す観点から、開示検査の傾向や開示検査で確認された不適正な会計処理等の概要を取りまとめたもの、とのことです。
 その内容(主な目次)は、以下のとおりです。

  1. はじめに
  2. 開示規制違反の傾向
    1. 課徴金納付命令勧告の傾向
    2. 開示規制違反の手法の傾向
  3. 開示書類の虚偽記載に関する個別事例
    1. 売上高に関する虚偽記載
    2. 売上原価に関する虚偽記載
    3. 販売費及び一般管理費に関する虚偽記載
    4. 営業外利益に関する虚偽記載
    5. 営業外費用に関する虚偽記載
    6. 特別利益に関する虚偽記載
    7. 特別損失に関する虚偽記載
    8. 資産に関する虚偽記載
    9. 負債に関する虚偽記載
    10. 純資産に関する虚偽記載
    11. 記述部分に関する虚偽記載
  4. 開示書類の不提出に関する個別事例
  5. 開示検査の結果行われた自発的訂正
  6. 参考資料
    1. 課徴金制度について
    2. 審判手続の状況及び個別事例

 なお、同日、「金融商品取引法における課徴金事例集~不公正取引編~」も公表されました。
http://www.fsa.go.jp/sesc/jirei/torichou/20150828.htm

以上

  
TKC税制改正セミナー
グループ経営における税務マネジメント取り組み事例発表セミナー

TKCエクスプレスの最新トピック