掲載日:2015.04.02

金融庁

金融庁「有価証券報告書の作成・提出に際しての留意すべき事項について(平成27年3月期版)」等を公表

 平成27年3月31日(火)、金融庁ホームページで「有価証券報告書の作成・提出に際しての留意すべき事項について(平成27年3月期版)」等が公表されました。

  1. 有価証券報告書の作成・提出に際しての留意すべき事項について(平成27年3月期版)
    http://www.fsa.go.jp/news/26/sonota/20150331-6.html
     平成27年3月期以降の有価証券報告書の作成に当たって留意すべき事項として、以下のとおり取りまとめました、とのことです。
    (1)新たに適用となる開示制度・会計基準に係る留意すべき事項
    http://www.fsa.go.jp/news/26/sonota/20150331-6/01.pdf
      ○「退職給付に関する会計基準」等の公表を踏まえた連結財務諸表規則等の改正
      ○有価証券報告書等において、各会社の役員の男女別人数及び女性比率の記載を義務付ける企業内容等の開示に関する内閣府令の改正
    (2)平成26年度有価証券報告書レビュー(重点テーマ審査)を踏まえた留意すべき事項
    http://www.fsa.go.jp/news/26/sonota/20150331-6/02.pdf
      ○退職給付に関する注記
      ○退職給付信託として設定した株式に関する開示
  2. 有価証券報告書レビューの実施について(平成27年3月期以降)公表しました。
    http://www.fsa.go.jp/news/26/sonota/20150331-5.html
     平成27年3月期以降の有価証券報告書については、以下の内容でレビューを実施することとした、とのことです。
    (1)法令改正関係審査
        今回は、法令改正関係審査は実施しない。
    (2)重点テーマ審査
        ○退職給付
        ○セグメント情報
    (3)情報等活用審査
        上記の重点テーマに該当しない場合であっても、適時開示や報道、一般投資家等から提供された情報等を勘案して、所管の財務局等より、個別の質問事項を送付

                                                                  以上

  
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