掲載日:2012.12.26

金融庁

金融庁「監査における不正リスク対応基準(仮称)の設定及び監査基準の改訂について(公開草案)」を公表

 平成24年12月21日(金)、金融庁ホームページで「監査における不正リスク対応基準(仮称)の設定及び監査基準の改訂について(公開草案)」が公表されました。
http://www.fsa.go.jp/news/24/sonota/20121221-4.html

 企業会計審議会監査部会は、「監査における不正リスク対応基準(仮称)の設定及び監査基準の改訂について(公開草案)」を取りまとめましたので、公表します、とのことです。
 その理由として、金融商品取引法上のディスクロージャーをめぐり、不正による有価証券報告書の虚偽記載等の不適切な事例においては、結果として公認会計士監査が有効に機能していないため、より実効的な監査手続を求める指摘があることから、公認会計士監査をより実効性のあるものとするとの観点から、重要な虚偽の表示の原因となる不正に対応した監査手続等の検討を行い、監査基準等の所要の見直しを行う、とのことです。
 今回公開された草案は、平成25年1月25日(金)17時00分(必着)まで、意見募集が行われています。公表された資料は、以下のとおりです。

  1. 監査における不正リスク対応基準(仮称)の設定及び監査基準の改訂について(公開草案)
  2. 監査基準新旧対照表
  3. (参考)不正リスクに対応した監査のプロセス

     

※同日、電子政府の総合窓口e-Govポータルで「「監査における不正リスク対応基準(仮称)の設定及び監査基準の改訂について(公開草案)」の公表について」が公表されました。
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=225012043&Mode=0

以上 

  
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