掲載日:2015.12.16

国税庁

国税庁「平成26年分の相続税の申告状況」等を公表

 平成27年12月15日(火)、国税庁ホームページで「平成26年分の相続税の申告状況について」等が公表されました。

  1. 平成26年分の相続税の申告状況について
    http://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2015/sozoku_shinkoku/index.htm
    平成26年中(平成26年1月1日~平成26年12月31日)に亡くなられた方から、相続や遺贈などにより財産を取得した方についての相続税の申告状況の概要が、以下のとおり公表されました。
    1. 被相続人数
            被相続人数(死亡者数)は約127万人(前年約127万人)、このうち相続税の課税対象となった被相続人数は約5万6千人(前年約5万4千人)で、課税割合は4.4%(前年4.3%)となり、前年より0.1ポイント増加。
    2. 課税価格
            課税価格は11兆4,766億円(前年11兆6,253億円)で、被相続人1人当たりでは2億407万円(前年2億1,362万円)。
    3. 税額
            税額は1兆3,908億円(前年1兆5,367億円)で、被相続人1人当たりでは2,473万円(前年2,824万円)。
    4. 相続財産の金額の構成比
            相続財産の金額の構成比は、土地41.5%(前年41.5%)、現金・預貯金等26.6%(前年26.0%)、有価証券15.3%(前年16.5%)の順。
    あわせて、以下の資料も公表されました。
    (別表)相続税の申告事績
    (付表1)被相続人数の推移
    (付表2)課税割合の推移
    (付表3)相続税の課税価格及び税額の推移
    (付表4)相続財産の金額の推移
    (付表5)相続財産の金額の構成比の推移
  2. 「国税庁所定分析法と異なる測定方法で合理的かつ正確であると認められる方法」に係る国税庁ホームページの変更について
    http://www.nta.go.jp/shiraberu/senmonjoho/sake/sonota/sokuteihoho/01.htm

以上

  
TKC税制改正セミナー
グループ経営における税務マネジメント取り組み事例発表セミナー

TKCエクスプレスの最新トピック