掲載日:2012.12.21

日本公認会計士協会

企業会計基準委員会「IASBが、公開草案「共同支配事業に対する持分の取得」(IFRS第11号の修正案)を公表」等を公表

 平成24年12月19日(水)、企業会計基準委員会ホームページで「IASBが、公開草案「共同支配事業に対する持分の取得」(IFRS第11号の修正案)を公表」等が公表されました。

  1. IASBが、公開草案「共同支配事業に対する持分の取得」(IFRS第11号の修正案)を公表
    https://www.asb.or.jp/asb/asb_j/iasb/ed/comments20121213_2.jsp
     国際会計基準審議会(IASB)は、一般のコメントを求めるためIFRS第11号「共同支配の取決め」に対する狭い範囲の修正案に関する公開草案を公表した、とのことです。
     その目的は、IFRS第11号が、共同支配事業に対する持分の取得の会計処理に関して明示的なガイダンスを提供していないので、共同支配事業の活動が事業(IFRS第3号「企業結合」で定義)を構成する場合の共同支配事業に対する持分の取得の会計処理に関して、IFRS第11号に新たなガイダンスを追加すること、とのことです。
  2. IASBが、公開草案「投資者とその関連会社又は共同支配企業の間の資産の売却又は拠出」(IFRS第10号及びIAS第28号の修正案)を公表
    https://www.asb.or.jp/asb/asb_j/iasb/ed/comments20121213_1.jsp
     国際会計基準審議会(IASB)は、一般のコメントを求めるためIFRS第10号「連結財務諸表」及びIAS第28号「関連会社及び共同支配企業に対する投資」(2011年)に対する狭い範囲の修正案に関する公開草案を公表した、とのことです。
     本修正案の目的は、子会社の売却又は拠出の取扱いに関してIFRS第10号とIAS第28号(2011年)の要求事項の間で認識されている不整合に対処すること、とのことです。

                                                                  以上 

  
TKC税制改正セミナー
グループ経営における税務マネジメント取り組み事例発表セミナー

TKCエクスプレスの最新トピック