掲載日:2012.12.14

国税庁

国税庁「平成23年分の相続税の申告の状況」を公表

 平成24年12月13日(木)、国税庁ホームページで「平成23年分の相続税の申告の状況について」が公表されました。
http://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2012/sozoku_shinkoku/index.htm

 平成23年中(平成23年1月1日~平成23年12月31日)に亡くなった人から、相続や遺贈などにより財産を取得した人に係る申告事績の概要が、以下のとおり公表されました。

  1. 被相続人数
    被相続人数(死亡者数)は約125万人(前年約120万人)、このうち相続税の課税対象となった被相続人数は約5万1千人(前年約5万人)で、課税割合は4.1%(前年4.2%)となり、前年より0.1ポイント低下。
  2. 課税価格
    課税価格は10兆7,299億円(前年10兆4,580億円)で、被相続人1人当たりでは2億872万円(前年2億962万円)。
  3. 税額
    税額は1兆2,520億円(前年1兆1,754億円)で、被相続人1人当たりでは2,435万円(前年2,356万円)。
  4. 相続財産の金額の構成比
    相続財産の金額の構成比は、土地46.0%(前年48.3%)、現金・預貯金等24.2%(前年23.3%)、有価証券13.0%(前年12.1%)の順。

 併せて、以下の資料も公表されました。
(別表) 相続税の申告事績
(付表1) 被相続人数の推移
(付表2) 課税割合の推移
(付表3) 相続税の課税価格及び税額の推移
(付表4) 相続財産の金額の推移
(付表5) 相続財産の金額の構成比の推移

                                                                  以上 

  
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