主催:TKC税務研究所、共催:公益財団法人租税資料館、後援:TKC全国会
講演(11時10分~12時40分)
テーマ
当面の税制の諸課題
講 師財務省主税局長
矢野 康治 氏
聞きどころ
我が国は、グローバル化・少子高齢化の進展などの経済社会構造の変化に直面しています。税制においても、こうした変化に対応して、各税目が果たすべき役割を見据えながら、そのあり方を検討することが求められています。こうした中、財務省主税局長が、税制の当面の諸課題について講演されます。
講演(13時30分~15時)
テーマ
最近の税務行政における国税庁の取組
講 師国税庁課税部
課税総括課長
初谷 武志 氏
聞きどころ
国税庁は「納税者の自発的な納税義務の履行を適正かつ円滑に実現する」という使命を果たすため、納税者サービスの充実と適正・公平な課税・徴収に努めています。税務行政を取り巻く環境が大きく変化する中、今後、国税庁がこうした変化に的確に対応していくため、特に電子申告や書面添付・電子帳簿等保存制度についての取組を中心に講演します。
講演(15時20分~16時50分)
テーマ
法学者から見た巡回監査と書面添付の法的意義
講 師中央大学法科大学院教授
佐藤 信行 氏
聞きどころ
行政活動におけるdue process of lawの保障は、現代社会において、益々その重要性を増しています。税務領域での手続保障は、国税通則法を中心に構成されていますが、税理士法には、法定の書面添付を行った税理士について、税務過程への関与機会の拡大をする制度が定められています。本講演では、この制度を納税者に係るdue process of lawの実質化の制度ととらえ、巡回監査と共に、その法的位置づけを検討したいと思います。
研究発表(9時30分~11時00分)
テーマ
税理士の社会的使命と中小企業における書面添付制度
─書面添付の本質と今後の展開─
研究発表グループ/TKC静岡会
聞きどころ
中小企業の決算書の信頼性向上に対して、税理士法第33条の2の書面添付は大きな可能性を持っています。
申告納税制度、確定決算主義、税理士法第1条の改正、中小会計要領、適時・正確な会計帳簿作成の法制化等、税理士がその役割を果たす基盤は十分に整えられてきました。
これらの歴史的経緯をふまえ、書面添付の本質を問うことにより、税理士の社会的存在意義を考察します。
開催日時及び開催会場
令和元年10月18日(金) 9時20分~17時00分
リーガロイヤルホテル東京
東京都新宿区戸塚町1-104-19
TEL:03-5285-1121 (代) FAX:03-5285-4321
開催に合わせシャトルバスが増便されます。
●運行時間
高田馬場駅発 ①8:10 ②8:40 ③9:15
(通常便)高田馬場発9:10~21:40までの毎時10分と40分発
交通機関
地下鉄 | 東西線 | 「早稲田駅」3a出口 | 7分 |
有楽町線 | 「江戸川橋駅」1b出口 | 10分 | |
都 電 | 荒川線 | 「早稲田駅」 | 3分 |
参加費
無料
申込方法
当フォーラムのお申込み受付は終了しました。
お問合せ先
TKC税務研究所
〒162-8585 東京都新宿区揚場町2-1 軽子坂MNビル4階
TEL:03-6631-7809 FAX:03-3266-8821