2021年4月号Vol.122
【TKC サポートインフォメーション1】スマート申請システム行政手続きをオンラインで完結
いよいよサービス開始へ
3月末、「TASKクラウドスマート申請システム」の提供を開始しました。
これは申請・認証から決済、交付まで、行政手続きにかかる一連のプロセスをオンライン上で完結できるクラウドサービス(LGWAN-ASP対応)です。「地方自治情報化推進フェアオンライン」でも〈来させない・待たせない〉サービスが実現できる──と多くの方の注目を集めました。
正式提供を前にすでに5団体が採用。これらの団体では、スマート申請システムを活用して計画的に行政サービスのデジタル化を図り、利用者(住民・事業者)の利便性向上と業務の効率化・最適化に取り組んでいます。
来させない・待たせないを実現
1 利用者が分かりやすく、使いやすい
スマートフォンなどさまざまなデバイスに対応。利用者が質問に答えるだけで必要な手続きが自動判定される「手続き案内ナビ」のほか、入力の省力化・申請誤りの防止、申請状況の見える化など、利用者に分かりやすく、使いやすい機能を備えています。
2 全ての行政手続きをオンラインで完結
①電子署名
マイナンバーカード(公的個人認証)による本人確認のほか、経済産業省が運営する法人共通認証基盤「GビズID」と連携します。
②電子決済
クレジットカードによるオンライン決済が可能です(さまざまな決済チャネルを追加予定)。
③電子交付
交付物は、システムが利用者の申請内容から作成します。また、交付物の様式設定もかんたんです。
④コミュニケーション
「来庁予約」の受付・管理ができるほか、利用者の条件に合わせた「お知らせ通知」、過去の申請履歴等に基づく「申請勧奨通知」などが行えます。
3 柔軟性と拡張性で将来も安心
利用者が申請したデータを基幹系システムと連携できます。また、「TASKクラウドかんたん窓口システム」との連携により事前申請サービスも実現します。
さらに〈柔軟性・拡張性の高いシステム構成〉と〈継続的な機能強化〉により、将来にわたって行政サービスの拡充が図れます。
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なお、TKCホーページでは活用事例(動画)をご紹介しているほか、今夏にはオンライン上でシステムの無料体験も実施する予定です。
掲載:『新風』2021年4月号