ニュースリリース

より安全で信頼性の高い電子自治体構築の支援へ 新「TKC行政ASP/ウイルス対策サービス」を提供―マイクロソフトの Forefront Client Security採用サービス第二弾―

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平成20年12月19日

 株式会社TKC(証券コード:9746/本社:栃木県宇都宮市/代表取締役:飯塚真玄)は、地方公共団体向けのウイルス対策サービスとして、平成21年度より、マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区/代表執行役社長:樋口泰行)の「Forefront Client Security」を採用した「TKC行政ASP/ウイルス対策サービス」の提供を開始いたします。

 本サービスは、平成16年2月より提供を開始した「TKC行政情報セキュリティ・マネジメントサービス」の一つに位置づけられる地方公共団体向けASPサービスで、TKCインターネット・サービスセンターからLGWAN等を介し、本庁舎および出張所に置かれたサーバやクライアント等へ、パターンファイルや検索エンジンといった最新のウイルス対策ソフトを自動配信するものです。

 「TKC行政ASP/ウイルス対策サービス」は、当社基幹系システムのお客さま(市町村)を対象に、現在約100団体(1万ライセンス)でご採用いただいています。

 すでに、会計事務所事業部門のお客さま(税理士・公認会計士および関与先企業)向けの「TKCウイルス対策サービス」では、平成20年9月に「Forefront Client Security」への切り替えを完了しており、地方公共団体向けサービスの開始によって、全社的なサービス体制が整いました。
 これによる当社全体の「Forefront Client Security」契約数は約20万ライセンスに上り、一社単独の契約件数としては世界最大規模の一つとなります。

 当社では、TKCシステムをご利用いただくお客さまのセキュリティ対策を支援するため、平成9年よりウイルス対策サービスを提供し、随時、サービス内容の強化・拡充を図ってきました。
 しかしながら、今年になって世界規模で「マルウェア(コンピュータウイルスやスパイウェアなど悪意を持ったソフトの総称)」の検知数の急増が指摘されるなど、インターネットの脅威が高まっていることから、お客さまへより強固なセキュリティ・サービスを提供すべく、Windowsとの親和性が高く、新OSにも早期に対応可能なマルウェア対策製品「Forefront Client Security」の採用を決定したものです。

 なお、従来サービスをご利用中のお客さま(市町村)については、サーバ等の更新時期に合わせて、順次、「Forefront Client Security」採用の新しいサービスへ移行する予定で、平成22年度末までは従来サービスを並行してご提供いたします。

TKC行政ASP/ウイルス対策サービス」の特長

  1. 最新のセキュリティ対策をクライアントへ自動配信
    LGWAN等安全なネットワークを介して、ウイルス定義ファイルやスキャンエンジンなどをクライアントへ自動配信する、地方公共団体向けウイルス対策システムです。
  2. 感染時には管理者へ通知し、速やかな駆除をサポート
    マルウェアを発見した場合、管理者へ通知し、駆除をサポートします。また、「アクティブディレクトリ(ドメイン)」情報により、感染元パソコンを特定することができます。
  3. ウイルス対策サーバからクライアントを一括管理
    「ドメイン」上へ登録されたクライアントは、ウイルス対策サーバで集中管理することができます。これにより、例えばウイルス検出や削除などを、全クライアントへ一括で実行することが可能です。
  4. Windowsとの高い親和性
    新たなWindows OSがリリースされた場合でも、早期対応が可能です。
  5. マイクロソフトとのパートナーシップによる万全サポート
    マイクロソフトとのパートナーシップにより、TKCは「Forefront Client Security」に関する技術情報の早期提供や運用サポートを受けることができます。これにより、これまで以上に迅速かつ強固なサポートが可能となります。

サービス提供価格

 概算 200~300クライアント(ライセンス)の場合 6~7万円/月額 *提供価格は、サービス内容やクライアント数によって異なります。インストール等初期費用は別途

導入目標

 平成25年までに、1万2,000ライセンス

ご参考
Forefront Client Securityについて

 Forefront Client Securityは、マイクロソフトが提供する最新のマルウェア対策製品です。
 ウイルス対策ソフトの検証を行っている英国の第三者機関Virus Bulletinのウイルス検知能力テストにおいて検知率100%で合格し、また「Info Security 2008 Global in Anti-Malware Solution 」のファイナリストにも選定されるなど、世界中で高い評価を受けています。

TKCのウイルス対策サービスについて

 TKCでは、平成9年よりTKCが提供するすべてのシステムへウイルス対策ソフトを搭載し、またパターンファイルの定期的な提供を行うなど、お客さま(税理士およびその関与先企業、地方公共団体)のセキュリティ対策支援に注力してきました。
 その後、インターネットの普及拡大とともに、コンピュータウイルスの感染経路も拡大し被害も悪質化したことから、ネットワーク経由による「TKCウイルス対策サービス」へと移行し、現在、約20万クライアント(ライセンス)へサービスを提供しています。
 なお、地方公共団体向けには、LGWAN-ASPの登場を機により高度なセキュリティ対策を支援する「TKC行政ASP/ウイルス対策サービス」を別途商品化し、平成16年2月より提供を始め、現在約100団体(1万ライセンス)で採用されています。

当リリースに関するお問い合わせ先
株式会社TKC 東京本社 経営管理本部 広報部
TEL:03-3266-9200 FAX:03-3266-9161
Eメール:pr@tkc.co.jp

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