事務所HP活用事例
HPはトップページが9割!敷居を下げ「相談しやすい事務所」に
小泉 清会員
小泉会計事務所
小泉 清(西東京山梨会八王子支部)
事務所ホームページ(HP)
http://www.koizumi-tax.com/
Q 広告戦略について教えてください。
独立開業時、広告戦略の一つとしてホームページ(HP)が必要と考えましたが、自分で作成するのは難しいと判断して「HP毎月更新サービス」を導入しました。
以前はHPと紙媒体の広告の内容を同じにしていましたが、効果はさっぱり(笑)。そこで現在では媒体によってPR内容を変えています。例えば、「タウンページ」「暮らしの便利帳」などの紙媒体には紙に馴染みのある世代に向けて相続や資産税関連に特化した内容、HPでは若い世代向けにFacebookのトピックスも取り上げて柔らかめに仕上げています。
Q HP経由での成約が多いそうですが、ポイントは何でしょうか?
HP開設初年度は7件、トータルでは約5年で18件の法人顧問契約につながっています。地元の方で新規設立企業、年商3000万~5000万円規模の法人が多いですね。最近では団塊の世代の方の創業も増えてきていらっしゃいます。
HPではトップページが肝心です。トップページの印象がよければ細部まで読んでいただける。「若さ」「相談のしやすさ」等の所内の雰囲気を伝えるため、「お悩みを徹底的にお聞きし、専門用語を使わず分かりやすくご説明します!」という敷居の低い言葉をトップページに大きく掲載しています。また各ページ下部には問い合わせのバナーを設置し、電話番号を載せ、メールフォームへのリンクを張って、お問い合わせしやすい仕組みにしています。ただ敷居を下げすぎて「バナナのたたき売り」のようなイメージもいけません。バランスが重要ですね。けれども、そもそも検索結果の上位に表示されないと存在さえ知ってもらえません。ですからSEO対策は必須です。
やはり開業する際には、HPの準備もしておいた方が良いでしょう。またWebマーケティング関連の本を読んでおくこともおすすめします。
Q 最近、新たにコンテンツを充実させたそうですね。
昨年末、アドバンスコースに変更してHPデザインをリニューアルし、「お客様の声」ページを設けました。ここでお客様の紹介と「事務所への一言」を掲載しています。このページで、新たなお客様に顧問契約後のイメージを具体的につかんでもらえればと期待しています。
住所:東京都八王子市元本郷町3‐16‐9 パシフィックビル1F
電話:042-621-7410
(会報『TKC』平成24年5月号より転載)