ニュースリリース
カード利活用拡大を見据え、全面リニューアル 新「マイナンバーカード交付予約・管理システム」を提供開始
2024年4月15日
株式会社TKC(本社:栃木県宇都宮市/代表取締役社長:飯塚真規)は、市区町村向けに提供する「TASKクラウド マイナンバーカード交付予約・管理システム」を全面リニューアルし、2024年5月から提供を開始いたします。
また、すでに本システムを利用されているお客さま(170団体以上)については、来春までに新システムに順次移行する計画です。
▲「マイナンバーカード交付予約・管理システム」 トップ画面
マイナンバーカード交付予約・管理システムは、市区町村が担うマイナンバーカードの交付・管理業務をトータルに支援するクラウドサービスです。
今回のリニューアルは今後、さまざまな分野でカードの利活用が進むと想定されることから、これに備えてお客さま(市区町村)が柔軟・迅速に対応できるようシステムを再構築したものです。システム刷新を機に〈誰もがより使いやすいサービス〉を目指して、UI/UXの改善および機能の強化・拡充を図ります。
これにより、膨大な業務量に加えて煩雑さを増すマイナンバーカード関連業務の効率化・最適化を支援し、お客さまに求められる住民の利便性向上に貢献します。
TKCでは、行政DXの動向も踏まえながら、今後もお客さまと一緒にカード利活用拡大に向けた研究を進めるとともに、システムの機能強化を図り、地方公共団体における一層の「住民福祉の増進」と「行政事務の効率化」の実現を支援してまいります。
新システムの概要
1.システム刷新の概要
マイナンバーカード利活用拡大に柔軟・迅速に対応できるよう、最新の開発・実行環境でシステムを再構築しました。
新システムでは、国が進める「標準準拠システム」との連携に対応するほか、申請書類イメージの管理機能や予約管理などの機能を強化しました。
2.サービス開始日
2024年5月
【システム利用団体の移行予定】
2024年6月 先行2団体で新システムの運用を開始
~2025年3月末 全てのお客さまのシステムを順次移行
TASKクラウド マイナンバーカード交付予約・管理システムについて
▲住民用申請画面
「TASKクラウド マイナンバーカード交付予約・管理システム」は、市区町村が担うマイナンバーカードの交付・管理業務をトータルに支援するクラウドサービスです。
1.システムの概要
- カードの申請受付、来庁予約から交付(廃棄)まで、管理業務をトータルで支援します。
- 手間のかかるカード管理簿を“かんたん”に作成できます。
- カードごとに申請から交付(廃棄)までの工程を管理するため、カード等の紛失リスクを低減し、個人のプライバシーに十分配慮した厳格な管理を実現できます。
- 申請書は“紙”ではなく“イメージデータ”として保管できるため、資料の保管・照会にかかる手間を大幅に削減します。
【利用メリット】
- カードの申請・受け取りのため窓口に行く日時を事前予約でき、窓口で待たされません。
*専用サイトからのオンライン申請のほか、LINEアプリとの連携にも対応
- カード管理簿の作成に伴う作業を削減できます。
- 予約受付~交付(廃棄)まで、全ての工程管理の業務を標準化できます。
- 来庁予約により、窓口混雑を緩和できます。
- 申請書の保管・管理業務を効率化できます。
2.採用実績
愛知県岡崎市様、福島県郡山市様、東京都江戸川区様 など
全国170団体以上(2024年3月1日現在)
3.今後の展開/導入目標
- 誰もが使いやすいシステムを目指して、さらなる機能の強化・拡充を図ります。
- 今夏に開催するプライベートフェアで新システムをご紹介するほか、TKCおよびアライアンスパートナー各社が積極的な提案活動を展開し、2026年度末までに全国200団体への導入を目指します。
以上
当リリースに関するお問い合わせ先
株式会社TKC 東京本社 広報部
TEL:03-3266-9200