ニュースリリース
連結会計システム「eCA-DRIVER」の「運用確認表」で特許を取得 ~システムの処理が順番どおりに実行されたかを視覚的に確認可能~
2020年7月15日
株式会社TKC(本社:栃木県宇都宮市/代表取締役社長:飯塚真規)は、このたび当社が提供する連結会計システム「eCA-DRIVER」の「運用確認表」について特許を取得しましたので、お知らせいたします。
「eCA-DRIVER」は、連結決算を導入する企業のための「連結会計システム」です。子会社のレポーティング・パッケージの収集機能から、連結処理および連結財務諸表の作成までの連結決算に必要な機能を搭載しています。
連結親会社は、「運用確認表」で連結決算の処理が適正な順番で行われているか、手戻りが発生していないかを直感的に把握できます。縦軸が処理メニュー、横軸が時刻となっており、そこに連結親会社と連結子会社の業務の進捗を表示します。
今回、運用確認表の「システムの処理が順番どおり適切に実行されたかを視覚的に確認できる機能」について、特許が認められました。
運用確認表を活用するメリット
連結決算処理は、連結レポーティング・パッケージの入力→内部取引の照合→連結修正仕訳の生成→連結財務諸表の作成など、一連の多くのプロセスを経て行われます。連結会計システム「eCA-DRIVER」では、プロセス順に配置されたメニューを順番に処理することで、連結決算処理をスムースに行えるようにしています。
運用確認表を利用することで、連結決算の処理が適正な順番で行われているか、手戻りが発生していないかを直感的に把握できるため、次のようなメリットがあります。
- 連結決算処理にて発生した遅延や手戻りの発生箇所を特定することで、業務改善につなげられる
- 次回の連結決算スケジュールを策定するための基礎資料になる
※なお、この機能は既に連結会計システム「eCA-DRIVER」に搭載されています。
TKCでは、今後もさらなる“利用者の使いやすさ”の向上に努め、連結決算の早期化を支援してまいります。
特許概要
- 発明の名称
処理状況確認支援装置、処理状況確認支援方法および処理状況確認支援プログラム - 特許番号
特許第6715886号 - 登録日
令和2年6月11日 - 発明の要約
データ処理状況を容易に確認できる形に可視化することで、処理状態の確認作業を正確かつ円滑化できる支援を行う。
ご参考
連結会計システム「eCA-DRIVER」について(https://www.tkc.jp/consolidate/eca-driver)
1.システムの特長
- 最適な業務プロセスをメニュー化
システムのメニューに沿って処理を進めることでヌケ・モレを防止できます。単純合算、連結修正仕訳の自動生成から連結財務諸表の作成までの業務を効率化できます。 - Web収集機能
クラウドサービスの特長を活かし子会社からWeb入力することができ、子会社からの情報収集を効率化できます。 - サポート体制
TKC全国会会員(税理士・公認会計士)が高品質なサポートを実施します。 - データ連携
転記ミスを防止します。 - 保守料の範囲内でのレベルアップ
お客様が最新の法制度や会計基準に対応できるように迅速に対応しています。クラウドサービスのため、意識することなく最新の法制度や会計基準に対応できます。
2.対象ユーザー
中堅・大企業
3.導入実績
630グループ6,300社
以上
当リリースに関するお問い合わせ先
株式会社TKC 東京本社 広報部
TEL:03-3266-9200