ニュースリリース
中小企業の利便性を高める新たなFinTechサービスについて常陽銀行と共同で研究へ
2016年4月20日
株式会社TKC(本社:栃木県宇都宮市/代表取締役社長:角 一幸)は株式会社常陽銀行(本店:茨城県水戸市/取締役頭取:寺門一義)と業務提携し、TKCが開発する新たなFinTechサービスについて共同で研究し、その利用促進に取り組むことについて合意いたしました。
これは、TKCの財務会計システムを利用する中小企業の了解のもと、TKC全国会会員(税理士、公認会計士)が巡回監査に基づいた信頼性の高い財務データ(月次の試算表等)を常陽銀行に提供できるようにするものです。
これにより常陽銀行では、このデータを活用して①融資申し込み手続きを簡素化するシームレスな融資申込サービス、②タイムリーな資金調達を実現する新たな審査モデルの構築、③融資先企業の経営課題を解決するコンサルティングサービス――など中小企業の利便性を高める新サービスの検討をすすめていきます。
一方TKCでは、TKC全国会会員(税理士、公認会計士等)と常陽銀行の共通の顧客である中小企業の成長・発展を支援する新たなFinTechサービスについて共同で研究することにより、TKC全国会会員とその顧問先企業および金融機関にとってより付加価値の高いサービスの構築を目指します。
TKCは、常陽銀行とTKC全国会会員とともに中小企業の成長・発展を支援するとともに地域経済の活性化に寄与してまいります。
TKCの新たなFinTechサービス(案)
1.月次試算表提供サービス(仮称)
TKC全国会会員会計事務所の顧問先企業の了解のもとに、同会計事務所による巡回監査と月次決算の終了直後に、金融機関に対してモニタリング用の月次試算表等のデータを提供するサービス。
2.最新業績閲覧サービス(仮称)
TKC全国会会員会計事務所の顧問先企業の了解のもとに、金融機関が同会計事務所を経由して企業の最新業績を閲覧できるサービス。
企業概要
株式会社常陽銀行 | 株式会社TKC | |
---|---|---|
所在地 | 茨城県水戸市南町2-5-5 | 栃木県宇都宮市鶴田町1758番地 |
代表者 | 取締役頭取 寺門 一義 | 代表取締役社長 角 一幸 |
設立 | 1935年7月30日 | 1966年10月22日 |
従業員数 | 3,744名(2015年9月30日現在) | 2,201名(2015年9月30日現在) |
資本金 | 85,113百万円 | 5,700百万円 |
URL | http://www.joyobank.co.jp/ | http://www.tkc.jp/ |
当リリースに関するお問い合わせ先
株式会社TKC 東京本社 経営管理本部 広報部
TEL:03-3266-9200