ニュースリリース
道路交通安全管理の国際規格「ISO39001」を認証取得 -道路交通安全の観点からコンプライアンスを強化-
平成26年4月3日
株式会社TKC(本社:栃木県宇都宮市/代表取締役社長:角 一幸)の道路交通安全への取り組みに関して、本年3月に栃木本社の3部門(栃木SCGサービスセンター、栃木営業課、オペレーションセンター)で道路交通安全マネジメントシステムの国際規格である「ISO39001:2012」(*1)の認証を取得しました。
今回の認証取得により、道路交通安全への取り組みの水準が国際的なレベルに達していることが第三者機関から客観的に認められたことになります。
これまでTKCでは、全国事業所の社員を対象とした研修を定期開催し、社員の交通安全意識の向上と事故防止に努めてきました。
こうした取り組みを強化するため、平成25年より栃木本社にてISO39001の要求事項に準じて「道路交通安全方針」を掲げ、「TKC道路交通安全マニュアル」の利用をスタートしました。さらに、道路交通安全マネジメントシステムの運用の支援および記録ツールとして栃木本社の約50台の車両に車両管理システム(テレマティクス・サービス)(*2)を搭載し、マネジメントシステムの定着を図ってきました。
こうした取り組みの結果、最近9カ月間(平成25年6月~26年2月)で物損事故件数の減少(前年比約1/3)という成果が上がっています。
今後は、本年7月より車両管理システムを全国事業所の車両約330台(栃木分を含む)へ拡大するとともに、ISO39001についても今後全国事業所への展開を予定しています。
栃木本社での取り組みを全国に広げ、全社を挙げて道路交通安全の観点からコンプライアンスの一層の強化に努めてまいります。
TKCでは、こうした活動を通じて、今後も企業市民として地域社会への貢献に取り組んでまいります。
ISO39001の認証取得の概要
1.事業者名
株式会社TKC
2.事業所および認証範囲
(1) 栃木SCGサービスセンターが会計事務所に対して行う営業および巡回サ
ポートのための車両運行業務
(2) 栃木営業課が地方公共団体に対して行う営業および巡回サポートのための
車両運行業務
(3) オペレーションセンターが行う地方公共団体 への帳票配送業務
3.認証規格
ISO39001:2012
4.登録証授与式
平成26年3月20日
5.審査登録機関
一般財団法人日本品質保証機構(JQA)
※写真は、左が日本品質保証機構 理事 福井安広様、右がTKC経営管理本部
栃木本社経営管理部長 執行役員 笹川裕介
車両管理システム(テレマティクス・サービス)の全国事業所への拡大計画
1.時期
平成26年7月1日(火)
2.導入場所・台数
全国事業所で使用する業務用車両約330台
(うち栃木地区での先行導入済みは約50台、今後導入は約280台)
(*1) ISO39001とは
IS0 39001は、道路交通事故による死者や重大な負傷者の発生根絶を目的とし、組織や 企業が取り組むべき要求事項を定めたマネジメントシステム規格であり、2012年10月 に発行されています。
(*2) 車両管理システム(テレマティクス・サービス)とは
通信機器やGPS機能を備えた車載機器を車両に取り付けて、運転データ、危険挙動データ、エコ運転データなどを収集するシステムです。
これによって車両の運行・管理に関わる情報が可視化され、安全運転やエコ運転に関する社員の意識付け、上司による安全運転の指導、コンプライアンスの強化、コスト削減などに役立てることができます。
以上
当リリースに関するお問い合わせ先
株式会社TKC 東京本社 経営管理本部 広報部
TEL:03-3266-9200