ニュースリリース

平成25年度入社式、社長あいさつ(要旨)

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平成25年4月1日 

 株式会社TKC(代表取締役:角 一幸/本社:栃木県宇都宮市)は4月1日、本年度の新入社員44名(男性29名、女性15名)を迎え、入社式を行いました。
 これにより、4月1日付の当社役・社員等は2,376名(パートタイマー、嘱託含む)となりました。
 以下に社長あいさつの要旨をご紹介します。

 

【社長あいさつ要旨】 
 役社員一同、皆さんの入社を心より歓迎いたします。44名という新たなエネルギーが加わるということは、当社にとっても大変喜ばしいことです。

 さて、皆さんがTKCにおいて社会人としての一歩を踏み出すにあたり、当社を代表して3つのことをお話しします。
 第一が、TKCは何のために仕事をしている会社なのかということです。会社として、どこを目指しているのか、みなさんも含めて役社員全員が同じ「志」と「目標」を持たなければなりません。
 当社は、「職業会計人の職域防衛と運命打開のため受託する計算センターの経営」と「地方公共団体の行政効率向上のため受託する計算センターの経営」という2つの事業目的を掲げて設立されました。多くの会社が事業の多角化を進めるなかで、当社は愚直なまでにこの2つの分野に特化してお客さまへのサービスの多重化に努めてきました。

 そして、この事業目的を支えるものが経営理念「顧客への貢献」です。これはTKCのDNAであり、未来永劫変わることのないものです。
 この「顧客への貢献」を実践するために、当社では三つのステップを定義しています。
 一つ目が「お客さまの事業の成功条件を探求する」ということです。私たちは、どうすればお客さまの事業が成長・発展するのかをしっかり考えるということです。二つ目が「これを強化するシステムを開発する」ということです。TKCは情報サービスの会社であり、私たちはITを通じてお客さまの繁栄のために貢献するということです。三つ目が「その導入支援に全力を尽くす」ということです。これは、当社のシステムやサービスを購入してもらえば終わりなのではなく、そのシステムやサービスをお客さまに十分に活用していただくために、私たちは全力を尽くしてサポートするということです。
 いま、当社のお客さまである会計事務所と中小企業、地方公共団体を取り巻く事業環境が大変厳しいものとなるなかで、これらを支援するTKCの真価も問われています。
私たちの「顧客への貢献」への取り組みは、ひいては日本の経済や社会の成長・発展にもつながるものといっても過言ではありません。
 だからこそ、私たちは、お客さまの繁栄のために、この三つに取り組むことを大切にしている会社だということを、皆さんも忘れないでください。

 第二が、TKCでは「ルールによる経営」を徹底しているということです。
 いま、手元に配付されている雇用契約書にはTKCの経営理念と経営の基本的な考え方が盛り込まれています。
 その第8条に「ルールに基づく経営」という項目があります。ここに「社員は会社が法令を完全に遵守し、会社定款、社長方針書、各種業務命令、その他の諸規定に基づく経営、すなわち『ルールに基づく経営』を実践する企業であり、社員はこれらのルールを誠実に守ることによって、本人もまた完全に守られる」と記載されており、皆さんは「会社の企業としての本質的特徴を理解していなければならない」と結ばれています。

 では、何のために「ルールによる経営」を実践するのでしょうか?
 それは「社員」「お客さま」「会社」を守るためです。そのプライオリティは、この順番の通りです。これは決して間違えないでください。実際に2年前、東日本大震災が発生した際にも、まず社員とその家族の安全確認を最優先に行動しました。その確認が終わった後に、お客さまの被害や安全の状況を確認し、最後に会社の財産の被害状況を確認しました。社員を守れず、お客さまを守れずして会社を守ることはできません。ルールによる経営を企業文化としてしっかり浸透させ、それを実践することで、皆さんとお客さま、そして会社を守るということをきちんと理解してください。

 最後に、本日、皆さんが社会人として大切な一歩を踏み出すにあたり「志を高く掲げよう!」という言葉を贈りたいと思います。志を高く掲げ、その志を実現するために創意工夫をしていくことは、若い皆さんにとってとても大切なことです。
 ぜひ、TKCの一員として皆さんが大きな志を持ち、それを高く掲げて、大きく成長されることを祈念しています。一緒に頑張っていきましょう。

【ご参考】

1.平成25年度新入社員数 44名(平成24年度は103名)
 うち栃木県出身者は、10名(男性6名、女性4名)
(*)なお、前年に比べて新入社員数が減った理由は、昨年度まではクラウドサービス等の展開に伴う開発体制強化に向けて前倒し採用を行ったことによります。

2.配属先
データセンター部門、開発部門、営業部門

3.配属日
データセンター部門          4月 9日
開発部門、営業部門         4月22日
(*)配属日までは、全体研修を実施。個々の職種に応じた研修は配属日以降も継続します。

以上

当リリースに関するお問い合わせ先
株式会社TKC 東京本社 経営管理本部 広報部
TEL:03-3266-9200 

 

 

 

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