ニュースリリース
eCA-DRIVER、クラウド活用による迅速・正確な情報収集体制の構築支援へ機能強化
平成25年1月30日
株式会社TKC(本社:栃木県宇都宮市/代表取締役社長:角 一幸/資本金:57億円)は、連結会計システム「eCA-DRIVER」2013年1月提供版において、クラウド環境を活用した連結子会社からの情報収集・チェック機能を改訂するなど連結決算の早期化・効率化を支援する各種機能の強化・拡充を図ります。
TKC連結会計システム「eCA-DRIVER」は連結会計制度に準拠し、業務プロセスの標準化によって子会社からのデータ収集から連結財務諸表の作成まで連結決算業務の早期化・効率化を支援する中堅・大企業向け連結会計システムです。現在、440企業グループで採用されています。
連結財務諸表に記載される注記情報は企業によってその内容が異なるため、親会社ではEXCEL等により作成した企業独自の入力フォームを子会社へ配付し、これを集める形態で情報収集を行っています。しかしながら、入力ミスなどの誤りも多く、収集の手間や時間もかかることから海外子会社も含めた連結グループ全体で迅速かつ正確な情報収集ができる体制の整備が喫緊の課題となっていました。
また昨今、IFRS(国際財務報告基準)の適用を検討する企業が漸増傾向にありますが、IFRSに基づく連結財務諸表では現行の日本基準に比べて膨大かつ詳細な注記が要求され、これに伴う業務負荷も高まることから、連結決算業務の効率化が必須となっています。
そこでeCA-DRIVER(2013年1月版)では、「スプレッドシートによる収集情報」機能を改訂し、「レイアウトの設計機能」および「エラーチェック機能」等を強化します。
これにより、親会社ではeCA-DRIVER上に企業独自の入力レイアウトを容易に作成して、クラウド環境を活用した情報収集体制を整えられるとともに、子会社が入力する際に自動的にエラーをチェックすることで精度の高い情報を迅速に収集することが可能になります。その結果、連結決算業務の大幅な効率化が期待できます。
TKCでは、クラウド型の連結会計システムの国内導入実績No.1ベンダーとして、TKC全国会 中堅・大企業支援研究会(税理士・公認会計士1,000名超)とともに“経理部の強い味方“としてシステム開発およびサポート体制の一層の強化に努め、中堅・大企業の戦略的なグループ経営を支援してまいります。
連結会計システム「eCA-DRIVER」(2013年1月版)について
1.主な機能強化点について
(1)スプレッドシートによる収集情報機能の改訂
(2)連結精算表の改訂
(3)統合型会計情報システムFX5からのデータ連携機能の改訂 など
2.提供開始日
平成25年1月31日
「eCA-DRIVER」について
TKC連結会計システム「eCA-DRIVER」は、連結会計制度に準拠し、業務プロセスの標準化によって子会社からのデータ収集から連結財務諸表の作成まで連結決算業務の早期化・効率化を支援する中堅・大企業向け連結会計システムです。
現在、上場企業を中心に約440企業グループの中堅・大企業に利用されています。
1.システムの特長
(1)四半期・月次決算処理の自動化を支援
一括処理機能により“ワンクリック”で連結修正仕訳を自動生成します。
(2)個別会計ならびに決算開示システムとのデータ連携
FX5、ERPシステムや決算開示システムとのスムーズなデータ連携を支援します。
(3)クラウドサービスによる業務の効率化
Webによる関係会社分散入力やリコンサイル機能、データ収集の進捗管理が可能です。
(4)制度連結から管理連結まで豊富な拡張機能
注記情報作成システム、複数連結システム、会社別CF計算書作成システム、予算連結業績管理システム、マネジメントレポート設計ツール(帳表作成ツール)
(5)英語・中国語(簡体語)に対応(*対応言語は順次拡張予定)
(6)TKC連結グループソリューション(*)により、連結グループの決算・申告業務の効率化を一気通貫で支援します。
(*)連結会計システム「eCA-DRIVER」、統合型会計情報システム「FX4」「FX5」、連結納税システム「eConsoliTax」、税効果会計システム「eTaxEffect」、法人電子申告システム「ASP1000R」
2.販売目標
平成29年までに、800企業グループへの導入を目指します。
以上
当リリースに関するお問い合わせ先
株式会社TKC 東京本社 経営管理本部 広報部
TEL:03-3266-9200