ニュースリリース
eConsoliTaxほかへ、連結納税申告書など大量資料の「PDF一括出力」機能を搭載
平成25年1月29日
株式会社TKC(本社:栃木県宇都宮市/代表取締役社長:角 一幸/資本金:57億円)は、申告書のPDF一括出力機能を搭載した連結納税システム「eConsoliTax」(2013年1月版)の提供を開始します。
eConsoliTaxは、全国1万名超のTKC全国会会員(税理士・公認会計士)が利用する「法人税申告書作成システム」のノウハウを活かして開発された、中堅・大企業向け連結納税システムです。
平成15年6月に初版を提供して以来、順調に利用社数を伸ばし、現在全国600企業グループ・6300社に利用されています。
いま中堅・大企業では、組織再編や国際競争力の維持・強化を背景として企業グループ内の個々の法人の所得と欠損を通算できる連結納税制度の適用を検討する動きが活発となり、その裾野は中小企業へと急速に広がっています。
連結納税制度の適用を受けた連結グループでは、親会社が一括してグループ全体の法人税の申告・納付手続きを行うこととなり、連結確定申告書に添付される書類は膨大な量にのぼります。そのためこれらの作成過程で大量の書類を印刷することなく確認作業の効率化が図れるよう、システム利用企業からはPDFの一括出力への要望が高まっていました。
そこで、eConsoliTax(1月版)へ「申告書のPDF一括出力機能」を搭載したものです。
これにより、印刷時に対象となる申告書を個別に指定することなく、ボタンをクリックするだけで1つのPDFファイルとして簡単に出力できるようになり、また出力したPDFファイルには申告書(別表)ごとに「しおり」が自動的につけられるなど、連結納税業務の効率化を支援します。
なお、この機能は弊社子会社の株式会社スカイコムが提供するPDF作成ソフト「SkyPDF(R)Driver」により実現します(SkyPDFDriverは弊社から無償で提供)。また、本機能はeConsoliTaxのほか、法人電子申告システム「ASP1000R」などにも搭載いたします。
TKCは連結納税システムの導入実績No.1ベンダーとして、TKC全国会 中堅・大企業支援研究会(税理士・公認会計士1,000名超)とともに“経理部の強い味方“としてシステム開発およびサポート体制の一層の強化に努め、中堅・大企業の戦略的なグループ経営を支援してまいります。
TKC連結納税システム「eConsoliTax」(2013年1月版)について
1.主な機能強化点について
(1)申告書のPDF一括出力機能の搭載(*)
*当機能の利用には、SkyPDF Driverのインストールが必要です。
(2)複数の年度版システムの同時起動機能の改訂
(3)法人税・地方税申告書の作成機能の強化
(4)印刷機能の強化・改訂
(5)地方税納付書関連機能の改訂 など
2.提供開始日
平成25年1月30日
「eConsoliTax」の特長
eConsoliTaxは、全国1万名超のTKC全国会会員(税理士・公認会計士)が利用する「法人税申告書作成システム」のノウハウを活かして開発された、中堅・大企業およびその子会社向け連結納税システムです。
その導入実績は上場企業を中心に全国約600企業グループ・6300社の中堅・大企業に利用されています。
1.システムの特長
(1)税法に完全準拠したシステムを提供
毎年6月、最新の法人税法・地方税法へ完全準拠した年度版システムを提供します。
(2)決算業務と申告業務
連結納税の中間・確定申告の申告業務だけでなく、期中における四半期試算・期末試算などの決算業務に利用できます。
(3)連結法人税および地方税の電子申告に完全対応
国税・地方税の申告データを“ワンクリック”で電子申告(*)することができます。
*電子申告システム「e-TAX連結納税」(オプション)が必要です。
(4)豊富な出力帳表
連結納税申告書だけでなく、地方税申告書も同時に作成できます。
さらに決算・申告業務に役立つ67種類もの豊富な「管理資料」等を用意しています。
2.販売目標
平成27(2015)年までに、1,300企業グループへの導入を目指します。
【ご参考】
SkyPDFは、株式会社スカイコムが提供するPDF作成・編集・閲覧ソフトです。
国内市場では国産PDFトップレベルの納入実績を有し、また、海外市場ではドイツを中心にEU圏9か国で170万ライセンス(2012年9月現在)が稼働しています。詳しくは、株式会社スカイコム(http://www.skycom.jp/)まで。
以上
当リリースに関するお問い合わせ先
株式会社TKC 東京本社 経営管理本部 広報部
TEL:03-3266-9200