ニュースリリース
TKCの「国税連携システム」が「マイクロソフト パートナー オブ ザ イヤー2011」受賞
平成23年9月13日
株式会社TKC(代表取締役:髙田順三/本社:栃木県宇都宮市/資本金:57億円)は、当社が開発提供する「TKC行政ASP/地方税電子申告支援サービス」の「国税連携システム」が、平成23年9月9日、マイクロソフト株式会社(代表取締役:樋口泰行/本社:東京都渋谷区/以下マイクロソフト)のマイクロソフト パートナー オブ ザ イヤー 2011において最優秀賞を受賞いたしました。
マイクロソフト パートナー オブ ザ イヤー 2011は「マイクロソフトパートナープログラム」に参加するパートナー企業約1,100社の中から、この1年でマイクロソフト製品を基盤とした革新的なソリューション提供や実績をもつパートナー企業が表彰されるものです。今回当社はWeb Development コンピテンシー アワード部門での受賞となりました。
今年1月より開始された国税連携は、従来「紙」情報であった所得税確定申告書および付属計算書類が「電子データ」として国税庁から市区町村へ送信されるものです。しかし、送信されるデータの一部はイメージデータ(所得税確定申告書第2表等)で届くため、そのままでは基幹税務システムへ取り込めません。そこで基幹税務システムとの自動連携を支援すべく開発したのが「国税連携システム」です。これにより市区町村の住民税当初課税業務のプロセスを大きく変貌させました。本システムは、現在690の市区町村にご利用いただいております。
今回の受賞ではSilverlight(注1)の機能を活用し、ユーザの利便性の高いWebアプリケーションを構築した点が評価されました。具体的には、所得税確定申告書(第2表)のイメージデータを画面上で拡大して確認・修正することができるというものです。実際、申告書の目検による判読で成果をあげるなど、チェック作業の簡素化と入力の効率化に貢献しています。
注1 Microsoft社が開発した、柔軟で優れた表現力や操作性を持ったwebアプリケーションフレームワークの総称です。Silverlightには、拡大・縮小しても画質が損なわれないといった特徴があり、イラスト、図面、イメージデータなどの線や面の輪郭がはっきりした画像の作成に適しています。
以上
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