ニュースリリース
"IFRS修正仕訳"自動生成ツール 「IFRSチェンジャー」発売
平成23年5月31日
株式会社TKC(代表取締役:髙田順三/本社:栃木県宇都宮市/資本金:57億円)は、上場企業のIFRS(国際財務報告基準)対応を支援するため、このほど“IFRS修正仕訳”自動生成ツール「IFRSチェンジャー」を開発し、7月より提供を開始します。
IFRSチェンジャーは、連結決算の過程で、日本基準の個別財務諸表を IFRSベース に組み替える「修正仕訳」を“ワンクリック”で自動生成する「Excelテンプレート」です(初版では現在確定している8項目のテンプレートを提供。今後、IFRSの改正に合わせて順次追加・修正の予定)。
これは、当社の連結会計システム「eCA-DRIVER」(7月版)で提供する新機能を別途商品化したもので、TKCシステムの利用企業に限らず広くご活用いただけます。
これにより、上場企業においては、親会社・連結子会社ともに個別財務会計システムや業務システムを改修する必要がなく、また日常の業務で使い慣れているExcelのアドイン機能として提供するため、最低限のコストで、かつ短期間に、グループ会社全体で柔軟なIFRS対応を“シンプル”に実現することが可能となります。
提供開始は、7月末日。価格は、42,000円(税別)。
なお、平成25年7月末までは特別価格として25,200円(税別)でご提供します。
また、正式販売に先立ち、今年6月に全国4都市で開催する「TKC IFRSフォーラム」において、経理担当者の皆さまへIFRSチェンジャーをご披露させていただきます。
当社では、平成25年9月末までに2,000システムの導入を目指します。
「IFRSチェンジャー」の概要
「IFRSチェンジャー」は、連結決算の過程で、日本基準の個別財務諸表をIFRSベースに組み替える「修正仕訳」をワンクリックで自動生成する「Excelテンプレート」です。
1.システムの特長
(1)グループ会計方針にもとづき、基礎情報からIFRS修正仕訳を自動生成
①親会社がグループの会計方針に基づき修正に必要な情報を決定し、連結
子会社から情報収集します。
②これをもとにIFRSに修正するための仕訳を自動生成します。
(2)低コストでIFRSに対応(内部統制記述書の変更は最小限)
①これまでお使いの単体会計システムを変更する必要はありません。
②Excelにアドインするだけで、IFRS対応の連結財務諸表を作成する
ための修正仕訳を自動生成します。
(3)IFRS修正仕訳の標準テンプレートをExcel形式で提供
①IFRS修正仕訳生成のためのテンプレートを用意しています。
(*)初版では現在確定している8項目を搭載。IFRSの改正に合わせて順次追加・修正の予定。
固定資産/借入費用の資産化/リース(借手のみ)/開発費/収益認識/
収益認識(ポイント制度)/収益認識(代理人)/従業員給付(有給休暇)
②テンプレートは、グループの会計方針に則して容易にカスタマイズできます。
③連結子会社の担当者の、IFRSに対する理解度アップにも役立ちます。
2.動作環境
Excel 2003以上、Windows XP以上
3.提供価格
42,000円(税別)
ただし、平成25年7月末までは25,200円(税別)
(*)2年目以降は、年額保守料14,000円(税別)のみで
ご利用いただけます。
4.提供開始
平成23年7月末日
5.購入方法
(1)TKC連結グループソリューション利用企業
統合型会計情報システム(FX5)
連結納税システム(eConsoliTax)
法人電子申告システム(ASP1000R)
についてはオプションシステムとして提供
(2)一般企業
専用サイトから申込みを受け付け(7月下旬開設予定)
6.導入目標
平成25年9月末までに2,000システム
(*)Excelは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
以上
当リリースに関するお問い合わせ先
株式会社TKC 東京本社 経営管理本部 広報部
TEL:03-3266-9200 FAX:03-3266-9161
Eメール:pr@tkc.co.jp