刑事弁護フォーラムでは、現代人文社と共催、TKC、刑事弁護OASISの協賛を得て、毎年「季刊刑事弁護新人賞 授賞式記念セミナー」を開催しています。
季刊刑事弁護新人賞の受賞者による受賞報告とともに、著名な講師を招聘した基調講演を聴くことのできる貴重な機会です。
今回は、「刑事弁護と弁護士倫理」というテーマを取り上げます。刑事弁護に関して弁護士職務基本規定に「最善の弁護活動に努める」と記載があります。しかし、具体的に何をしたら最善と言えるのかは簡単には分かりません。また、刑事弁護に熱心に取り組んでいると、依頼者の利益保護と弁護士倫理が抵触する場面にも直面することがあります。萎縮せずに自信をもって弁護活動を行うためにも弁護士倫理について理解しておくことは大切です。
本セミナーでは、多数の刑事弁護の実績を有する高野隆弁護士にご講演いただきます。高野弁護士から見て他者の活動で倫理上問題があると思われるケースや、ご自身が悩まれた場面に関するご経験をお話しいただきます。
皆様、奮ってご参加ください。
この機会に、ともにこのテーマについて考えましょう。
皆様のご参加心よりお待ちしております。
主催:刑事弁護フォーラム・現代人文社
協賛:株式会社TKC・刑事弁護OASIS
受講対象
弁護士、研究者、法曹志望者(司法修習生・法科大学院生・大学生・予備試験受験生等)
講師
高野 隆先生
弁護士。高野隆法律事務所代表パートナー(2009年~)。一般社団法人東京法廷技術アカデミー代表理事(2013年~)。1956年、埼玉県生まれ。1979年、早稲田大学法学部卒業。1982年、司法研修所第34期修了。同年、弁護士登録(埼玉弁護士会)。1987年、サザン・メソジスト大学ロー・スクール卒業(LL.M)、2004年、第二東京弁護士会に登録換え。早稲田大学大学院法務研究科(法科大学院)教授(2004年~2009年)、日弁連裁判員本部・法廷技術に関するプロジェクトチーム座長(2006年~2014年)、日弁連刑事弁護センター・法廷技術小委員会委員長(2014年~2015年)を歴任。
主な著作に、憲法的刑事手続研究会編『憲法的刑事手続』(分担執筆、日本評論社、1997年)、キース・エバンス著(高野隆訳)『弁護のゴールデン・ルール』(翻訳、現代人文社、2000年)、『偽りの記憶:本庄保険金殺人事件の真相』(共著、現代人文社、2004年)、日弁連編『法廷弁護技術』(分担執筆、日本評論社、2007年)、『人質司法』(KADOKAWA、2021年)、『刑事法廷弁護技術〔第2版〕』(共著、日本評論社、2024年)などがある。
開催日程
開催場所 | 日程 | 時間 | 定員 | 会場 |
---|---|---|---|---|
東京 | 2025年3月9日(日) | 14:30~17:15 | 50名 | TKC東京本社2F研修室 東京都新宿区揚場町2-1軽子坂MNビル2F |
Online | 200名 | Online会場 お申込みいただいた方には、開催日の2日前までに視聴方法につきメールにてご案内いたします。 |
内容
テーマ:「刑事弁護と弁護士倫理」
- 14:30~15:00 ご挨拶、季刊刑事弁護新人賞授賞式及び受賞者コメント
- 15:00~16:30 講演
- 16:30~16:45 休憩
- 16:45~17:15 質疑応答
なお、当日セミナー終了後、講師を囲んでの有志による懇親会を開催いたします。
参加を希望される方は、お申込時に合わせてお申込みください。
参加費
無料
※懇親会ご参加の方の参加料5,000円(税込)は、会場受付時に申し受けます。
お申込み
申込期限:2025年3月5日(水)17:00
※Online会場にお申込みいただいた方には、開催日の2日前までに視聴方法につきメールにてご案内いたします。
お問合せ先
現代人文社・セミナー事務局
〒160-0004 東京都新宿区四谷2-10 八ッ橋ビル7階
Email: shinjin-sho@genjin.jp