連結会計

連結会計に取り組む皆様へ

当コーナーでは日常、月次、個別、連結決算の各業務プロセスにおける主な改善要望の解決についてTKCグループからのご提案をご紹介します。

生産、販売管理等の業務システムデータの取込

ご要望①

生産管理システムや販売管理システムなど他の業務システムの仕訳データの転記を自動化したい。

ご提案

統合型会計情報システムFX5のデータ連携機能を利用して転記作業を自動化します。

統合型会計情報システムFX5には、形式の違う業務システムのデータを自動変換して取込むための設定画面が用意されています。低コスト(またはコスト「0」)で短期間にデータ連携を開始できます。設定・操作方法はTKCのコンサルタントがご支援いたします。

データインポートのイメージ

統合型会計情報システム FX5 の概要

FX5は企業グループのための財務会計システムです。
企業グループの「戦略的意思決定」「決算早期化」を支援するシステムです。

グループ各社の最新業績をいつでも確認

部門別・商品別・取引先別の業績管理が可能です。
また、モニタリング専用ライセンスで、支店長、部門長が担当店舗・部門の業績を把握できます。

企業グループの決算早期化を支援

  • グループ各社の勘定科目体系を一元的に管理できます。
  • グループ会社間の債権債務残高・内部取引高をいつでも照合できます。
  • 連結会計システムeCA-DRIVER、法人税電子申告システムASP1000Rにワンクリックでデータ連携できます。

これにより決算開示、電子申告までの実務を効率化できます。

安心のクラウドサービス

バージョンアップやサーバ管理業務の削減ができます。

最高度のデータ・セキュリティ体制に加え、天災(地震、風水害、雷等)と人災(火事、侵入者等)にも厳重な備えを誇るTKCインターネット・サービスセンター(TISC)を利用して、貴グループの財務データを天災や人災から守ります。

消費税率変更への対応

ご要望②

新税率への対応、運用を正確に行いたい。

ご提案

複数税率に対応する統合型会計情報システムFX5の利用を検討します。

FX5では取引年月日に応じて新税率(軽減税率8%・10%)が自動適用されます。取引内容によっては旧税率(8%)が適用される経過措置に対応できます。

経過措置の適用を受け旧税率(8%)の適用を受けるケースを想定し、新旧複数税率をボタン一つで切り替えて入力できます。さらに、このような経過措置の適用を受ける取引パターンを「仕訳辞書」に登録することで、適正な税率の入力を支援します。

入力結果の確認については、消費税課税区分別のチェック機能が充実しており、勘定科目ごと・課税区分ごとに取引金額をマトリックス表示した「科目別消費額集計表」で、課税区分をチェックできます。

さらに部門ごと・課税区分ごとの取引金額を表示した「部門別消費税額集計表」を搭載しています。

勘定残高確定業務

ご要望③

早急に仕入残高を確定させたい。

ご提案

支払通知書の発行、FBデータを銀行に送信する仕組みを自動化します。

仕入先との協議により、支払通知を発行することで仕入先からの請求書を待たずに仕入額を確定させる方法があります。
統合型会計情報システムFX5は仕訳情報を元に支払いデータを作成し仕入先に支払通知書を発行、送付します。支払いデータはFBデータとして銀行に送信することも可能です。

海外子会社の業績把握

ご要望④

海外子会社の業績を適時・正確に把握したい。

ご提案

海外ビジネスモニターで海外子会社の業績管理およびドリルダウンによる仕訳の確認ができます。

クラウドサービスで時差を意識せず海外子会社の会計データを確認できます。翻訳辞書により現地言語/日本語/英語で会計データを確認できます。現地スタッフが作成したレポートと海外ビジネスモニターの会計データを突合し、会計データの正確性を検証できます。

月次経営管理資料の作成

ご要望⑤

月次経営管理資料の作成を正確・迅速に行いたい。子会社および親会社での手作業による転記・集計を削減したい。

ご提案

統合型会計情報システムFX5のオプションシステム マネジメントレポート設計ツールを利用して管理用資料や監査資料の作成の効率化を図ります。

FX5関数(マスタ情報、数値情報)をExcelに配置することにより、FX5のデータベースから直接データをExcelのセルに反映させることが可能です。貴社の実績、予算、予測等のExcelフォーマットに該当するデータを自動連携させることにより、正確・迅速に資料を作成することができます。どのデータを反映させるか、専用画面から設定、もしくは、直接Excelへ入力することができます。

経費の精算・支払業務

ご要望⑥

立替、旅費交通費等の入力・精算処理・支払に係わる手作業を削減したい。

ご提案

経費精算の申請、処理、支払いまでの業務を自動化します。

FX5経費精算システムを利用し、各拠点、部門の社員がインターネット経由で接続された経費精算システムの申請画面に直接入力します。入力されたデータに応じた仕訳やFBデータをシステムが自動で生成。手作業による転記、確認等の膨大な作業時間を大幅に削減できます。

開示用財務諸表、管理資料の作成

ご要望⑦

開示用財務諸表への組替・転記、管理用資料作成を正確・迅速に行いたい。

ご提案

統合型会計情報システムFX5の精算表科目から開示用財務諸表科目への組替え機能を利用して開示科目への集約、転記作業を自動化します。

精算表の科目を報告書のフォームとして自由に組み替え、設計することができます。
さらに、自社の目的に応じて幾つもフォームを作成することが可能です。

ご提案

オプションシステム マネジメントレポート設計ツールを利用して管理用資料作成の効率化を図ります。

FX5関数(マスタ情報、数値情報)をExcelに配置することにより、FX5のデータベースから直接データをExcelのセルに反映させることが可能です。経理部員の方でも関数の設定、フォームのデザインが簡単に行えます。

連結レポーティングパッケージの入力

ご要望⑧

個別会計システム等のデータを連結レポーティング・パッケージへ取り込みたい。

ご提案

連結会計システムeCA-DRIVERのデータ連携機能で異なるメーカーの個別会計システム等のデータを連結勘定科目に紐付けして取り込みます。

統合型会計情報システムFX5には「ワンクリック」で個別財務諸表、関係会社間取引など主要なデータを連結会計システムeCA-DRIVERの連結レポーティング・パッケージへデータ連携する機能があります。

データ連携のイメージ

連結会計システム eCA-DRIVER の概要

  • 連結会計制度に準拠し、業務プロセスの標準化によって、子会社のデータ収集から連結財務諸表の作成まで、連結決算業務の早期化、効率化を支援します。
  • 最適な導入・運用を支援するため、コンサルタントしてTKC全国会中堅・大企業支援研究会会員(TKC全国会の税理士・公認会計士)がサポートします。
  • 日本基準・IFRSへの対応は、TKC全国会連結会計システム小委員会(公認会計士により構成)の評価・指導を受け、実務に即したシステムを提供します。

関係会社間の債権債務、内部取引の照合

ご要望⑨

関係会社間取引の照合差額の原因調査を効率よく行いたい。

ご提案

四半期毎の連結決算での差額照合

統合型会計情報システムFX5には「ワンクリック」で個別財務諸表、関係会社間取引など主要なデータを連結会計システムeCA-DRIVERの連結レポーティング・パッケージへデータ連携する機能があります。

連結会計システムeCA-DRIVERを利用して①子会社同士の差額照合を行い、②その結果を親会社はシステム画面からマトリックス表示で確認できます。
連結精算表科目での照合、差額が生じた場合の明細確認、連結修正仕訳の自動生成を行うことで効率化が図れます。

ご提案

月次連結決算での差額照合

統合型会計情報システム FX5をグループ各社に導入し、FX5で使用する勘定科目、関係会社コードを一元化することで、入力伝票ベースで照合が行えます。月次でグループ間取引の照合・修正を行っていれば連結決算時には関係会社間取引の残高が照合済の状態で連結処理を開始できるので、連結処理時間が大幅に短縮されます。

連結処理、連結修正仕訳の作成・入力

ご要望⑩

開始仕訳、連結修正仕訳の作成に手作業が多く時間がかかる。連結精算表の作成を自動化し、財務分析に必要な時間を確保したい。

ご提案

連結会計システムeCA-DRIVERは開始仕訳、資本連結、棚卸資産・固定資産の未実現損益の相殺処理など、連結修正仕訳を自動で生成します。

自動仕訳の設定、連結グループに適した運用方法について経験豊富なコンサルタントが支援いたします。

開示用連結財務諸表、監査資料や管理資料の作成

ご要望⑪

連結精算表科目 → 開示用連結財務諸表科目 → 決算開示システム科目への組替え、管理用資料作成を正確・迅速に行いたい。

ご提案

連結会計システムeCA-DRIVERのデータ連携機能を利用して連結精算表科目→開示用連結財務諸表科目→決算開示システム科目への転記作業を自動化します。

連結精算表から開示用連結財務諸表への組替え、開示用連結財務諸表から決算開示システムへの組替え作業を自動化(データ連携)する連結会計システムeCA-DRIVERの設定・活用方法についてコンサルタントが支援いたします。

ご提案

連結会計システムeCA-DRIVERのオプションシステム マネジメントレポート設計ツールを利用して監査資料や管理用資料の作成の効率化を図ります。

eCA-DRIVER関数(マスタ情報、数値情報)をExcelに配置することにより、eCA-DRIVERのデータベースから直接データをExcelのセルに反映させることが可能です。経理部員の方でも関数の設定、フォームのデザインが簡単に行えます。

IFRSへの対応

ご要望⑫

IFRSへの対応など運用について支援がほしい。

ご提案

連結会計システムeCA-DRIVERユーザ様に"IFRS三つの安心" でご支援します。

<IFRS三つの安心>

  1. 制度改正への対応は保守料の範囲内で迅速に提供します。
  2. TKC全国会中堅・大企業支援研究会会員(税理士・公認会計士)による全国的な導入・運用サポートを行います。
  3. 制度改正およびシステムの研修会を無償で継続開催します。