eTaxEffectの製品概要
eTaxEffectは、決算時の簡易税額計算・税効果計算の標準化を支援する国内唯一のソリューションです。
上場企業を中心に単体納税・グループ通算・連結納税あわせて約600企業グループでご利用いただいています。
「グループ通算制度を適用する場合の実務対応報告第42号」にいち早く対応し、企業の決算業務、監査業務に加え、税額シミュレーションなど幅広い業務にご活用いただけます。
こんな課題を抱えているみなさまに
- 税制改正によるスプレッドシートのメンテナンスが煩雑だ
- スプレッドシートのメンテナンスが属人化しており業務の継続性に課題がある
- スプレッドシートの破損によるリスクを懸念している
- グループ間のスプレッドシートのやり取りが煩雑だ
eTaxEffectの特長
- 特長1国内唯一、決算時の簡易税額計算・税効果計算を標準化、決算早期化を支援
-
毎年の制度改正や回収可能性の判断区分の見直しによる、シートのメンテナンス、検証作業、 帳票の作成作業などの工数を大幅に削減し、入力データのチェック、計算結果の検証へ工数を投下することで、データの精度が向上します。
- 特長2監査資料、仕訳、注記(税率差異の注記等)を自動作成
- ワンクリックで、当期の税額計算から回収可能性の判断、未払法人税等及び繰延税金資産・負債の計上仕訳、税効果に関する注記を自動作成します。監査対応で必要な計算過程・仕訳・注記など計算結果に関する豊富な帳表をPDFや加工用のCSVとして出力できます。
- 特長3単体納税制度およびグループ通算制度両方の税額計算・税効果計算に対応
- 単体納税の企業だけでなく、グループ通算制度を採用している企業グループでもご利用いただけます。制度区分、企業分類、すべての組み合わせの計算ロジックを保持しており、予算、決算、シミュレーションなど幅広い用途でご利用いただけます。
- 特長4国内自社データセンターの利用による安全・安心なクラウドサービス!
-
クラウドサービスにより、企業グループ各社の別表4の加減算項目、一時差異情報、税額・税効果計算結果を、親会社で一元管理できます。データのやり取り・排他制御等をシステムが 自動化しています。ファイルの取り違いミスやファイルの破損リスクを削減します。
- 特長5大企業の税務に精通した1,500名超のTKC会員(税理士・公認会計士)がシステム利用をサポート!
-
eTaxEffectは、上場企業を中心に600グループを超える企業に採用いただいています。
専門家(税理士・公認会計士)により、多くの導入・運用支援で培ったノウハウを活かした 継続的なサポートをご提供します。
eTaxEffectの機能一覧
- 企業グループの税額・税効果計算データ一元管理機能
- 企業グループ各社の採用する税制(単体納税・グループ通算制度)を問わず、企業グループの税額・税効果計算等のデータを一元管理できます。
- 直観的でわかりやすい入力画面
- 入力項目を一か所に集約、スプレッドシートに近い入力画面で、わかりやすいインタフェースです。
- 入力データの整合性チェック機能
- 単純な入力ミスや入力漏れをシステムがチェックします。データチェック項目を削減し、入力データの精度が向上します。
- 決算早期化を支援する計算機能
- ワンクリックで、税金引当計算・税効果計算(回収可能性の判断等)から帳表(計算過程、仕訳、注記)まで作成できます。
毎年の税制改正・実務指針に対応、税制度区分・企業分類すべての組み合わせの計算ロジックを保持しています。 - 監査対応資料、注記・税効果仕訳の自動作成
- 当期の税額計算、将来の税額計算、繰延税金資産の回収可能性の判断と計算
未払法人税等計上仕訳・税効果仕訳データの作成、税効果会計に係る注記など豊富な帳票をPDFや加工用CSVで出力できます。 - オリジナル帳表の作成
- マネジメントレポート設計ツールは、eTaxEffectのデータをExcelに自由に出力できるツールです。
当ツールを利用することにより、今まで手作業で作成していた取締役会報告資料や会社独自の管理資料、会社毎に様式の異なる監査資料を効率的に作成できます。 - 進捗管理機能
- グループ各社の業務の進捗状況を一覧で確認できます。未入力・入力中・入力完了・計算処理の実施状況をご確認いただけます。
製品の詳しい機能説明は資料請求からお問合せください。
お問合せ・資料請求eTaxEffectの導入事例
eTaxEffectの関連製品
eTaxEffectは、e-TAXグループ通算(グループ通算制度)や申告書作成システムのASP1000R(単体納税)のオプションシステムとしてご利用いただけます。
eTaxEffectとe-TAXグループ通算の連携
- eTaxEffectから決算時の一時差異、永久差異の期中増減額をe-TAXグループ通算に連携します。
e-TAXグループ通算では、決算時の別表4・5の数値を利用して申告書を作成します。 - e-TAXグループ通算から申告後に一時差異や欠損金の残高等をeTaxEffectに連携します。
eTaxEffectでは、決算時と申告時の差額を把握したり、新事業年度の処理において申告時の残高を利用します。
相互連携機能により、入力作業の効率化及び入力誤りや漏れが削減されます。
eTaxEffectに関するお知らせ
特別なお知らせ
-
2022.01.08グループ通算制度にも対応するTKCの税効果会計システム(eTaxEffect)を「かんたん」に使いこなすための公式解説書が税務研究会出版局殿より出版されました。
税務研究会 YouTube チャンネルで公開中の本書解説動画はこちらから
お知らせ
-
2024.06.24
-
2024.01.24
-
2023.06.20
-
2023.01.23
-
2022.06.22
eTaxEffectに関するQ&A
- 標準的なシステムの導入期間はどのくらいですか?
- 1社目の導入作業が1~2か月、グループ展開に関する導入作業が1~2か月となります。
- このシステムは何ユーザまで利用可能ですか?
- ユーザライセンスは無制限で、何人でも登録可能です。
システムの費用は、会社数に応じて変動します。また法人税等申告システムのオプションとしてご利用いただけます。 - テレワークでも利用できる仕組みでしょうか。
- クラウドシステムなのでテレワークでの利用も可能です。
- どのような帳表が出力できますか?
- 税額・税効果の計算過程、仕訳データ、税効果会計に関する注記などなど、標準で80種類超の帳票をご用意しています。
また、オプション機能により独自フォーマットの帳表を作成できます。