事業承継基本方針書作成システム(サクセス2018)

事業承継基本方針書作成システム(サクセス2018)は、「継続MASシステムで策定した経営計画」「財産評価システム(TPS8100)で試算した株価」及び「相続対策支援システム(TPS8200)で試算した相続税・贈与税」を連携し、関与先企業の事業承継を支援する際に不可欠な「事業承継基本方針書」を効率的に作成するシステムです。

「事業承継基本方針書」の作成

事業承継を進めていくにあたっては、会社や会社を取り巻く状況を整理した上で、10年後の会社の存続・発展を見据え、「いつ、どのように、誰に、何を、承継するのか」という具体的な計画を策定する必要があります。この事業承継計画を策定する際に不可欠な「事業承継基本方針書」を作成できます。

「特例承継計画」の策定に役立つ

特例事業承継税制を適用するためには認定支援機関の指導および助言を受けた旨を記載した「特例承継計画」の提出が必要です。「特例承継計画」には、株式を承継するまでの経営計画や、承継後5年間の経営計画を記載するため、計画の策定には、関与先企業の経営者や後継予定者と話し合う必要があります。「事業承継基本方針書」はこの計画の策定に役立ちます。

継続MASシステムとの連携

継続MASシステムで「5か年中期経営計画」を策定し「将来10か年計画」を確認している場合、継続MASシステムから「事業承継基本方針書」に「将来10か年計画」を連携できます。

財産評価システム(TPS8100)との連携

TPS8100で「株価の10年試算」機能を利用している場合は、TPS8100から「事業承継基本方針書」に「株価の10年試算」の結果を連携できます。

相続対策支援システム(TPS8200)との連携

TPS8200で相続税等の試算データを入力し、試算結果を確認している場合は、TPS8200から「事業承継基本方針書」に「相続税の10年試算」の結果を連携できます。