ニュースリリース
マイナンバーカード交付予約・管理システム、全ユーザーで最新システムに切り替え完了
2024年11月25日
株式会社TKC(本社:栃木県宇都宮市/代表取締役社長:飯塚真規)は、市区町村向けに提供する「TASKクラウド マイナンバーカード交付予約・管理システム」を利用される全てのお客さまにおいて、新システムへの切り替えが完了したことを発表いたします。
これは今春にシステムを全面リニューアルし、従来システムを利用する170団体以上を対象に2024年5月から順次新システムへの切り替えを進めてきたものです。
▲「マイナンバーカード交付予約・管理システム」 職員用の管理画面
本システムは、市区町村が担うマイナンバーカードの交付、管理、予約業務をトータルに支援するクラウドサービスです。カード管理簿を手間なく簡単に作成できるほか、申請書等のイメージ保管により照会の手間を軽減する――など、使いやすさが認められ、現在、全国185団体に採用されています。
マイナンバーカードの申請・交付件数の急増に伴い、市区町村では有効期限が到来した電子証明書やカードへの対応業務が増加します。加えて、12月からは健康保険証と一体化されるなど、利活用拡大による関連業務は一段と煩雑になることが想定されます。
こうした現状を踏まえ、TKCではシステム刷新を機に予約機能や連携機能の強化を図り、市区町村のフロントヤード(住民との接点)/バックヤードにおける業務効率化・最適化をご支援します。また、次期マイナンバーカードや今後の利活用拡大にも継続して対応します。こうした取り組みを通じて、市区町村における「行政効率の向上による住民福祉の増進」の実現に貢献してまいります。
システムの特長
「TASKクラウド マイナンバーカード交付予約・管理システム」は、市区町村が担うマイナンバーカードの交付・管理業務をトータルに支援するクラウドサービスです。
▲「マイナンバーカード交付予約・管理システム」住民用の予約画面
1.システムの概要
- カードの申請受付、来庁予約から交付(廃棄)まで、管理業務をトータルで支援します。
- カード管理簿を手間なく簡単に作成できます。
- カードごとに申請から交付(廃棄)までの工程を管理するため、カード等の紛失リスクを低減し、個人のプライバシーに十分配慮した厳格な管理を実現できます。
- 申請書は“紙”ではなく“イメージデータ”として保管するため、資料の保管・照会にかかる手間を大幅に削減します。
- 2025年度末を期限とする自治体システム標準化・共通化に対応し、標準仕様に準拠したデータ連携を実現します。
【利用メリット】
- カードの申請・受け取り日時を事前予約でき、窓口での待ち時間が軽減されます。
*専用サイトからのオンライン申請のほか、LINEアプリとの連携にも対応
- カード管理簿の作成に伴う作業を削減できます。
- 予約受付~交付(廃棄)まで、全ての工程管理の業務を標準化できます。
- 来庁予約により、窓口混雑を緩和できます。
- 申請書の保管・管理業務を効率化できます。
2.採用実績
愛知県岡崎市 様、福島県郡山市 様、東京都江戸川区 様 など
全国185団体(2024年10月1日現在)
3.今後の展開/導入目標
誰もが使いやすいシステムを目指して、さらなる機能の強化・拡充を図るほか、積極的な提案活動を展開し、2025年度末までに全国200団体への導入を目指します。
以上
当リリースに関するお問い合わせ先
株式会社TKC 東京本社 広報部
TEL:03-3266-9200