ニュースリリース
真の自治体DX実現の支援へ、「スマート申請システム」機能強化
2022年12月8日
株式会社TKC(本社:栃木県宇都宮市/代表取締役社長:飯塚真規)は、当社が提供する「TASKクラウド スマート申請システム」について機能強化し、今冬以降、順次提供を開始いたします。
TASKクラウド スマート申請システムは、申請・認証から決済、交付まで、一連の行政手続きをオンライン上で完結するクラウドサービスです。2020年夏に提供を開始して以来、システムの使いやすさや将来に向けた柔軟性・拡張性が認められ、現在、横浜市や大阪市、堺市など全国30団体以上の都道府県・市区町村に採用されています。
TKCでは、〈システム標準化・共通化〉への対応に加え、〈行政手続きデジタル化・オンライン化〉や〈内部事務デジタル化・財務データの活用〉を一体で推進することで、住民と市区町村の双方にメリットのある〈真の自治体DX〉実現を目指すべく、関連システム・サービスの機能強化・拡充へ取り組んでいます。
スマート申請システムの機能強化もそうした取り組みの一環で、12月に提供を予定する新機能は主に以下の3点です。
- 申請フォームのテンプレート提供
- 決済チャネルの拡大
- 統計機能の強化 など
TKCは、今後の国の動向も踏まえながら、引き続き、真の自治体DXに求められる各種機能の研究・開発および機能強化に取り組み、地方公共団体における一層の「住民福祉の増進」と「行政事務の効率化」の実現を支援してまいります。
機能強化のポイント(カッコ内は提供予定)
1.申請フォームのテンプレート提供(2022年12月)
スマート申請システムを利用する他団体の先進例・好事例に学び、代表的な手続きの申請フォームをテンプレートとして提供します。
2.決済チャネルの拡大(2022年12月)
キャッシュレス決済サービスの利用拡大を受け、ID決済(QRコード決済)*1に対応します。
その他の決済チャネルも、普及状況などに応じて順次対応予定しています。
*1:決済事業者であるソニーペイメントサービスのオンラインID決済(PayPay、LINE Pay)に対応
3.統計機能の強化(2022年12月)
オンライン申請の業務改善やEBPMを支援するため、統計機能を強化します。
データ分析の基礎データとなる、スマート申請システムの各種利用状況を出力します。
など
「TASKクラウド スマート申請システム」の概要
*システムの詳細はhttps://www.tkc.jp/lg/solution/jumin/#smart
1.システムの特長
TASKクラウドスマート申請システムは、申請・認証から決済、交付まで、一連の行政手続きのオンライン化を支援するクラウドサービスです。
マイナンバーカードを使った本人確認のほか、法人共通認証基盤とも連携。オンライン決済、オンライン交付、来庁予約、プッシュ型のお知らせ通知などにより、行政サービスのデジタル化を支援します。
【オンライン上での行政手続きの流れ】
- 利用者(住民、事業者)が分かりやすく、使いやすい
・オンライン手続きに不慣れな利用者の方でも、直観的な操作により“いつでも・どこでも”かんたんに手続きの検索・申請ができます。 - 手続き申請フォームの作成もかんたんで、職員の業務効率化を支援
・かんたんな操作で、きめ細やかな手続き・申請フォームを作成できます。
・申請内容の審査から交付物の作成まで、一括して処理できます。 - TKCデータセンターで、24時間365日、システムの安定運用を支援
- 自治体DX推進へ、将来に向けて継続的にシステムの機能を拡張
2.導入実績(2022年10月1日現在)
神奈川県横浜市、大阪府大阪市、堺市など全国30団体以上
*TKCホームページで、導入事例をご覧いただけます(https://www.tkc.jp/lg/case/)
3.導入目標
2025年までに200団体への導入を目指します。
以上
当リリースに関するお問い合わせ先
株式会社TKC 東京本社 広報部
TEL:03-3266-9200