ニュースリリース

大阪府堺市が「スマート申請システム」「かんたん窓口システム」を採用

2021年6月2日

株式会社TKC(本社:栃木県宇都宮市/代表取締役社長:飯塚真規)は、当社が提供する「TASKクラウド スマート申請システム」と「TASKクラウド かんたん窓口システム」が、大阪府堺市(永藤英機市長/人口:約82.6万人)に採用いただいたことを発表します。

堺市ではスマート申請システムを採用して「堺市電子申請システム」をリニューアルし、今年4月1日から新サービスを開始。また、5月28日には南区役所においてかんたん窓口システムを活用した「おくやみ申請サポートコーナー」のサービスを開始しました。
これにより堺市では、〈お待たせしない・お書きいただかない・お越しいただかない〉サービスを実現し、市民サービス向上と行政運営の効率化を目指します。

堺市電子申請システム

スマート申請システムは、申請・認証から決済、交付まで一連の行政手続きプロセスをオンライン上で完結できるよう支援するクラウドサービスです。また、かんたん窓口システムはマイナンバーカード(運転免許証や在留カードも対応可)などを活用し、窓口での申請手続きにおける住民などの利便性向上と職員の業務負担の軽減を支援します。
2つのシステムを組み合わせることで、市区町村では利用者のデジタルデバイド解消に配慮しつつ「行政サービスのデジタル化」を柔軟、かつ計画的に実現することができます。

TKCは、今後の自治体DXの動向を踏まえながら、引き続き行政手続きのオンライン化に求められる各種機能の研究・開発および機能強化に取り組み、市区町村における一層の「住民福祉の増進」と「行政事務の効率化」の実現を支援してまいります。

堺市様の取り組み

堺市様では、2020年8月に『堺市ICT戦略』を策定し、デジタルファーストの推進など5つの戦略を掲げました。2020年11月には、市民等の負担を軽減するために申請書等への押印を廃止。これまで窓口での押印が必要だった申請手続きについてもオンライン対応が可能となりました。
一方、ほとんどの自治体において、すぐにオンライン化できない申請手続きがあることやデジタルに不慣れな方もいることから、窓口対応においても〈待ち時間の短縮〉などによる市民の負担軽減が不可欠となっています。
そこで、堺市様では、TKCシステムを活用して、利用者と行政職員の双方にとってより“分かりやすく、使いやすい”電子申請システムを再構築するとともに、窓口での申請手続きにおける利用者の負担を軽減する仕組みを構築されました。

堺市電子申請システム

開始日

4月1日(*従来システムをリニューアルし、新サービスを開始)

概要

5月1日現在で150以上のオンライン申請が可能(順次拡大予定)

採用システム

TASKクラウド スマート申請システム

おくやみ申請サポートコーナー

開始日

5月28日(南区役所でモデル実施)

概要

死亡に関する手続きは故人によって必要な手続きが異なることから、システムを活用して〈手続きが必要な窓口案内〉と〈氏名や住所などが予め印刷された申請書作成〉により遺族の負担を軽減

採用システム

TASKクラウド かんたん窓口システム

採用されたシステムの概要

1.TASKクラウド スマート申請システム

(1)特長

申請・認証から決済、交付まで、行政手続きの一連のプロセスのオンライン化を支援します。
●詳しくは https://www.tkc.jp/lg/solution/jumin/#smart

【オンライン上での行政手続きの流れ】

TASKクラウド スマート申請システム【オンライン上での行政手続きの流れ】

(2)導入実績(5月1日現在)

大阪府堺市、大阪市など全国6団体

2.TASKクラウド かんたん窓口システム

(1)特長

設問に答えるだけで、利用者のライフイベント等に応じて利用可能な申請手続きを案内し、そのための申請書作成も支援します。システムにより関係各課の連携を実現することで窓口サービスの効率化や利用者の負担軽減を支援します。
●詳しくは https://www.tkc.jp/lg/solution/jumin/#kantan

(2)導入実績(5月1日現在)

大阪府堺市、奈良県奈良市、栃木県真岡市、茨城県筑西市など全国20団体

以上

当リリースに関するお問い合わせ先
株式会社TKC 東京本社 広報部
TEL:03-3266-9200