開業スケジュールの立案-開業に向けての心構え-
次の3つのことが重要な点となります。
1つ目は、決意です。
先ほども申し上げた通り、開業医の現状は決して甘いものではありません。必ず成功させるという意志と、開業してどのような医療を患者さんに提供していきたいのか、という明確なビジョンを持って開業に向かうことです。
2つ目は、ご家族を始めとする周囲の方々の同意と協力が必要です。
開業は医師一人でできるものではありませんから、よく周囲の方と相談して、協力を得ながら取り組んでいくことが重要です。
最後に、信頼できるパートナーを選ぶことです。
開業には様々なプロセスと手続きがありますから、専門家のサポートが必要です。開業前だけでなく、開業後もずっと付き合っていける、人間的にも能力的にも信頼できるパートナーを選んで、二人三脚で進めていくとよいでしょう。
しかし、いくら忙しいからと言って、専門家に任せきりにするのはよくありません。開業するのは先生なのですから、ご自身でしっかりと考えて、開業に向けてのプロセスを掌握しないと、思わぬ落とし穴にはまる危険があります。よく注意してください。
TKC全国会医業・会計システム研究会(以下、TKC医会研)会員は、開業をお考えの先生方の信頼できるパートナーでありたいと考えています。是非ご相談ください。