現場力養成講座『税務調査を疑似体験！』研修を開催しました

　令和6年6月17日(月)、TKC入会3年未満の会員及び職員を対象に「現場力養成講座『税務調査を疑似体験！～巡回監査の着眼点を学ぶ～』」を、TKC東京都心会2階研修室にて開催しました。

　税務調査未体験の若手会員・職員が多い中、税務調査では何にポイント置いて調査されるのか、調査の可能性を前提とした、巡回監査時の着眼点は何かを学ぶ研修で、若手会員・職員計31名が参加しました。

　第1部は「税務調査の実演」。企業経営者、調査官、税理士役を会員が演じ、寸劇形式で①調査官からの連絡②調査に先立っての打合せ③実地調査④調査結果の連絡の各シーンを説明しながら進行しました。実演後は、各シーンについてのポイント、注意事項、その他の事例などが説明されました。

　第2部はグループディスカッション。サンプル企業の概要と試算表、1日目の調査ポイントから、2日目の調査で想定される調査官の質問とその答えについてディスカッションしました。

　税務調査未経験の参加者も多く、「税務調査官の目線での話が聞けて参考になった」「様々な人の意見を聞けて大変参考になった」「自分の気づかなかったポイントを気づくことができた」「こんな着眼点で質問が飛んでくるのか、と驚きました」などのアンケート結果もあり、集合型・ディスカッション形式で身になる体験型研修となりました。

　TKC東京都心会では、「業務品質向上」「職員教育」「関与先拡大」ほか、高品質の事務所経営をしていくヒントを得る「場」として、研修会を企画していきます。