7月26日（水）に平成29年「年度重要テーマ研修Ⅰ」を開催しました

　7月26日（水）新宿エステック情報ビルにおいて、平成29年「年度重要テーマ研修Ⅰ」を開催しました。

　TKC全国会では、本年7月～9月に全国89ヶ所で、平成29年「年度重要テーマ研修」を開催しております。

　当会では第1回目を7月26日（水）に新宿エステック情報ビルにおいて、TKC西東京山梨会の小嶋公志会員、第2部をTKC東京都心会の鈴木信二会員、第3部を西武信用金庫法人推進部推進役の松本聡氏を講師に研修会を開催しました。第2回目は9月20日（水）渋谷カンファレンスセンターにおいて開催する予定です。

　今年度の年度重要テーマ研修は、中小企業金融における会計と税理士が果たすべき役割を学ぶことを目的に開催しました。中小企業金融では、金融機関と共通の基準に基づく対話が必要であり、それが「中小会計要領」に準拠した会計帳簿や決算書であることを、経営者を通じて金融機関に普及・啓発して行くことが極めて重要となります。具体的には、TKCモニタリング情報サービスやTKCローカルベンチマーク・クラウドを活用し、企業経営者が自らの言葉で、自社の業績を金融機関に説明することができるように指導することが、税理士の新たな役割と考えています。また、今回の研修では、国が行う中小企業の支援策として、新たに用意された「早期経営改善計画策定支援」についても勉強しました。

小嶋公志会員

西武信用金庫　松本 聡氏

鈴木信二会員

【タイムテーブル】
　１．中小企業を取り巻く環境変化
　　　～事業性評価融資、ローカルベンチマークの押さえるべきポイント～
　２．「会計で会社を強くする」実践編
　　(1) 中小会計要領を活用した経営力向上のヒント
　　(2) 信頼性の高い決算書作成（書面添付）
　　　　講師：小嶋公志会員（TKC西東京山梨会）
　３．金融機関の取り組みと税理士への期待
　　　　講師：西武信用金庫　法人推進部推進役　松本 聡氏
　４．「TKC経営支援セミナー2017」｢会計啓発・普及セミナー｣の開催要領
　　　　講師：鈴木信二会員（TKC東京都心会）
　５．「会計事務所・関与先企業・金融機関をつなぐTKCシステム」

平成29年「年度重要テーマ研修Ⅰ」の詳細はこちら。