掲載日:2016.03.25
金融機関との連携活動
2月15日(月)に、日本政策金融公庫渋谷支店(国民生活事業)向けTKC会員事務所見学会を開催しました
TKC全国会では、日本政策金融公庫(国民生活事業)全国152支店(46都道府県)を対象としたTKC会員事務所見学会を企画・開催しております。この度、日本政策金融公庫渋谷支店(国民生活事業)向けに事務所見学会を開催いたしました。
これまで、日本政策金融公庫とは、「創業支援セミナー」、「中小企業経営セミナー」の共同開催、「一日公庫」の開催支援等を通じて連携を深めてまいりました。また、TKC全国会7000プロジェクト(※1)活動の取り組みにつきましても、多大なご理解とご協力をいただいてまいりました。
今回は、事業統轄、融資課長、融資課の皆さんに、TKC会員事務所が実施する巡回監査(※2)、決算・申告業務、書面添付(※3)、経営改善支援、モニタリング支援など、現場で詳細にご確認いただき、今後の中小企業支援にお役立ていただくことを目的として企画・開催いたしました。
これにより、今後一層連携を深めていくことが確認できました。
【内容】
- 地域会執行部から本日の開催主旨・目的 TKC東京都心会会長 山下明宏
- 挨拶 日本政策金融公庫事業統括 梅本佳宏
- 事務所の概要と特長 見学事務所所長 森脇仁子
- 税理士とは(税理士と税理士法) 見学事務所所長 森脇仁子
- 事務所における巡回監査の実務 税理士法人アイ・タックス 監査担当 黒沢一哉
- OMSを活用した所内管理等 見学事務所所長 森脇仁子
- 質疑応答(参加者からの感想と質疑)
- 閉会挨拶 TKC東京都心会副会長 太田勝久
- 事務所内見学 見学事務所所長 森脇仁子
※1:7000プロジェクトとは、認定支援機関であるTKC会員が「認定支援機関による経営改善計画策定支援事業」について、全国で7千件の実践を行うことで、中小企業の存続・発展を支援しようとする活動です。
※2:巡回監査
「巡回監査とは、関与先企業等を毎月及び期末決算時に巡回し、会計資料並びに会計記録の適法性、正確性及び適時性を確保するため、会計事実の真実性、実在性、完全網羅性を確かめ、かつ指導することである。巡回監査においては、経営方針の健全性の吟味に努めるものとする。
巡回監査は、毎月行う月次巡回監査と期末決算時に行う決算巡回監査とに分けられる。」と定義しています。
※3:書面添付制度とは、税理士法第33条の2(計算事項、審査事項等を記載した書面)を言い、税理士法第1条における独立した公正な立場において納税義務の適正な実現を図るという税理士の公共的使命を実務面で具現化した制度です。
日本政策金融公庫渋谷支店(国民生活事業)向けTKC会員事務所見学会の詳細はこちら。
お問合せ先
TKC東京都心会事務局
〒162-0824
東京都新宿区揚場町2-1 軽子坂MNビル3F
TEL: 03-3269-6061 FAX: 03-3269-6058
E-mail: tokyo-toshin@tkcnf.or.jp