金融機関の職員向け「決算書の見極め方」に関する研修会を実施（令和6年1月から2月期）

　TKC東京中央会では昨年後半から、提携金融機関の職員に対して「信頼性の高い決算書の見極め方」に関する研修会を実施しました。今年の1月から2月にかけては芝信用金庫、大東京信用組合の2機関に対して開催し、延べ6回、総勢240名近くの金融機関職員の方が受講されました。講師は東京中央会 中小企業支援委員のメンバーが担当しました。実際に決算書・申告書の作成に携わっている税理士からの講義を、参加者は興味深くかつ真剣に受講されました。

【芝信用金庫の職員向け研修】

1. 開催日
   1月29日、30日、2月6日、7日の計4回、芝信用金庫本部、長原支店の2会場にて
2. 研修講師
   打田高行会員（TKC東京中央会中小企業支援委員）
   神田博則会員（TKC東京中央会中小企業支援委員）
   伊藤秀造会員（TKC東京中央会中小企業支援副委員長）
   大内力会員（TKC東京中央会中小企業支援委員）
3. 受講総人数
   209名

【大東京信用組合の職員向け研修】

1. 開催日
   2月15日、大東京信用組合本部にて
2. 研修講師
   伊藤彰啓会員（TKC東京中央会中小企業支援委員）
3. 受講総人数
   30名

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  芝信用金庫本店での講義（神田博則会員）

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  芝信用金庫長原支店での講義（大内力会員）

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  大東京信用組合本部での講義（伊藤彰啓会員）

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  研修風景

【研修カリキュラム（各回共通）】

1. 決算書はどのように作成されるか
2. 不適切会計のメカニズム
3. 不適切会計を防ぐTKC会員事務所の取り組み

　特に実際の粉飾決算の事例紹介では、真剣にメモを取られていました。またTKC会員が作成している決算書であれば、書面添付に記載されている書面や、TKCモニタリング情報サービスの利用により、明らかに信頼性が高い点などもご理解いただきました。

　TKC東京中央会では金融機関が開催する職員向け研修、お取引先向けセミナーにTKC会員を講師として派遣しています。詳細についてはTKC東京中央会事務局までお問合せください。