日本政策金融公庫との情報交換会を実施しました

　令和4年11月25日、TKC東京中央会は日本政策金融公庫（以下、日本公庫）の東京中央、東京、大森、五反田の4支店との情報交換会ならびに日本公庫職員向けの研修を実施しました。日本公庫からは、東京中央支店国民生活事業統轄の中谷正一氏はじめ事業統轄、融資課長の10名に加えて研修受講の若手職員の15名が参加しました。当会からは土屋聡副会長、温井德子中小企業支援委員長はじめ15名が参加しました。

日本政策金融公庫
中谷正一氏

　前段では日本公庫職員向けの研修として、当会中小企業支援委員の山本春雅会員、神田博則会員、佐藤成雄会員が「決算書の信頼性の見極め方」について講義を行いました。受講された若手職員の皆さまからは「日頃取り扱っている決算書について、税理士の目線から適切さを見極めるポイントを学べたことは今後大いに役に立つ」、「TKC会員が毎月顧客を訪問し指導されていること（月次巡回監査の意）が決算書の信頼性を高める基本であることが理解できた」等のコメントがありました。

　後半では当会中小企業支援委員長の温井德子会員から、「ポスコロ事業」に関するTKC会員の取り組みの紹介と日本公庫に対する協力依頼が行われました。また日本公庫からは、東京中央支店国民生活事業統轄の中谷正一氏から今後の連携強化に関する説明と東京支店国民生活事業統轄の小松祐一氏から日本公庫が提供している「日本公庫ダイレクト（公庫と取引先をつなぐオンライン窓口サービス）」に関する説明がありました。

　コロナ禍の影響もあり、およそ3年ぶりの対面による交流会は、日本公庫、TKC会員双方に有意義な情報交換ができ、貴重な機会となりました。

　TKC東京中央会では金融機関が開催する職員向け研修や、取引先企業向けセミナーにTKC会員を講師として派遣しています。詳細についてはTKC東京中央会事務局までお問合せください。