日本政策金融公庫玉出支店向けにTKC会計事務所見学会を開催しました

　平年28年3月22日に税理士法人マークスにて日本政策金融公庫玉出支店向けTKC会計事務所見学会を開催しました。

　福田重実会員から「税理士の商品は決算書であり、税理士法第33条の2の書面添付は決算書の品質保証書です。決算書の中の数字だけでなく、当期に何が起こったかについて詳細に記載することで、信用性が増します。」との説明があった。

　参加者からは「書面添付の重要性がわかりました。毎月、巡回監査(※)で訪問されているからこそ、きめ細かな企業の数字以外の内容が書けることがわかりました。」とのお話しをいただきました。

　TKC南近畿会では、金融機関が開催する研修・セミナーへの講師を派遣しています。TKC会員の講師派遣を希望される金融機関の方は、TKC南近畿会事務局までお問合せください。

※巡回監査
「巡回監査とは、関与先企業等を毎月及び期末決算時に巡回し、会計資料並びに会計記録の適法性、正確性及び適時性を確保するため、会計事実の真実性、実在性、完全網羅性を確かめ、かつ指導することである。巡回監査においては、経営方針の健全性の吟味に努めるものとする。
　巡回監査は、毎月行う月次巡回監査と期末決算時に行う決算巡回監査とに分けられる。」と定義しています。