掲載日:2021.09.03

会計事務所の業務品質向上

2021リスマネ大会「原点回帰-コロナ禍におけるリスクマネジメント-」を開催しました

2021リスマネ大会

 令和3年6月3日(木)、ソーシャルディスタンスと消毒等により新型コロナ対策を充分に行った上で、新横浜国際ホテルを配信拠点会場とし「2021リスマネ大会『原点回帰 -コロナ禍におけるリスクマネジメント- 』」を開催しました。会場には会員・職員、提携三損保会社の各支店長および担当者等の約40名、Webでは会員・職員約100名の会員・職員が参加しました。

 桐澤寛興TKC神奈川会会長の挨拶のあと、3部構成で研修会をスタートしました。
(司会進行:TKC神奈川会 リスクマネジメント制度推進副委員長 中野忠則会員)

 第1部は、大石尚彦TKC東京都心会会長(TKC全国会リスクマネジメント制度推進委員会担当副会長)による「TKCにおけるリスマネの重要性 -全国会の目標と三損保の位置づけ- 」と題した講演が行われ、1996年の金融ビッグバン以降の損保・金融業界の動きと、その変化に対応するTKC全国会リスマネ委員会の活動内容の経緯などを説明いただきました。

大石尚彦TKC東京都心会会長

 第2部は、あいおいニッセイ同和損害保険(株)TKC全国会担当の大槻和隆氏と吉田育壮氏による「感染症に対応する今こそ -自然災害・感染症リスクに向けた事業継続力強化計画策定- 」をテーマに具体的事例やハザードマップなどを用い解説いただきました。

 第3部は、「リスマネトークショー」として桐澤寛興TKC神奈川会会長、宮原秀樹TKC神奈川会リスクマネジメント制度推進委員長、塩谷純正同委員会副委員長により「リスマネは巡回監査の本来業務だ!」をテーマに、フリーに発言するトークショー形式の意見交換でそれぞれの考えを述べられました。

リスマネトークショー

 今回の「リスマネ大会2021」を通じて、会員事務所は「巡回監査の実施による関与先との対話に基づくリスクの把握」を行い、提携損保会社は「把握されたリスクに基づく適切なリスクマネジメント商品の選択」を行うこと、そして、「企業存立の原価要素としての保険指導」の重要性を再認識する機会となりました。

 TKC神奈川会では、仲間作りをモットーに会員相互の啓発や親睦を図っています。ぜひTKC神奈川会のイベントにお気軽にご参加ください。

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