芝信用金庫 神奈川県内支店の役職員向け研修会を実施

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  松本メル会員

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  海老原大輔会員

　TKC神奈川会では、税理士の4大業務（①税務、②会計、③保証、④経営助言）の実践に取り組んでいます。中でも保証と経営助言の実践については、中小企業支援機関である行政・金融機関と、交流会や勉強会を毎年行い、健全な中小企業の育成支援に協働できるよう連携強化を図っています。

　今回は芝信用金庫（本店：東京都港区）の神奈川県内支店の役職員の皆様へ「信頼性の高い決算書の見極め方」に関する研修会を実施しました。これは昨年8月に行われた芝信用金庫とTKC東京中央会・東京都心会・神奈川会のトップ対談を受けて実施された企画で、若手職員の方々の知識レベルアップをしたいとの要請への対応と、支店担当者とTKC会員との「顔の見える」関係づくりを目的としています。

　2月2日と7日の2回に分けて開催した今回の勉強会は、松本メル会員（TKC横浜北支部）と海老原大輔会員（TKC川崎支部）が講師を務め、テキスト「信頼性の高い決算書の見極め方」を使用して、以下の3点を解説しています。

1. 決算書はどのように作成されるのか
2. 不適切会計のメカニズム
3. 不適切会計を防ぐTKC会員事務所の取り組み

　中小企業の経理を熟知する税理士からの事例紹介など、具体的な解説に受講者の皆様は熱心に耳を傾けメモをとられていました。

　また、金融機関との交流促進を所管する中小企業支援委員会　担当副会長の髙木洋一会員（川崎支部）と委員長の岩井雅志会員（湘南支部）は、今回の勉強会を総括して、TKCモニタリング情報サービスの提供をはじめとしたTKC会員による税理士の4大業務（①税務、②会計、③保証、④経営助言）の取り組みを紹介するとともに、最寄りのTKC会員を気軽に訪ねて質問や相談など交流していただきたいと挨拶しました。

　TKC神奈川会では、金融機関が開催する研修・セミナーへの講師を派遣しています。TKC会員の講師派遣を希望される金融機関の方は、TKC神奈川会事務局までお問合せください。