島根県信用保証協会とのトップ対談（TKC島根県支部）

　TKC中国会島根県支部は、令和6年10月24日(木)に島根県信用保証協会本店でトップ対談を開催しました。

<対談内容>

1. TKC会員の取り組みの紹介
   TKC会員事務所は、①巡回監査を基軸とした月次決算体制の構築を通じて経営者の財務経営力の向上を支援し、②TKCモニタリング情報サービス（MIS）を活用して決算書や月次試算表を提供し、金融機関への適時適切な情報開示を推進しています。
2. 島根県信用保証協会の取り組み
   相談を待つだけでなく、中小企業を訪問してニーズを把握し、支援につなげる取り組みを行っています。県の制度融資に加え、プロパー融資（アドバンス3000など）にも注力しています。また、中小企業への理解を深めるため、役職員に中小企業診断士資格の取得を積極的に推奨しており、約70名のうち27名が資格を保有しています。
3. 島根県信用保証協会からTKC会員に望むこと

• (1)TKCモニタリング情報サービス（以下、MIS）の普及促進
  中小企業支援には正確な数字が重要であり、MISによる迅速なデータ共有が役立っています。しかし、エリア別の利用件数には差があることから、TKC島根県支部としてMISのさらなる普及促進へのご協力をお願いいたします。
• (2)中小企業支援に向けた連携強化
  支援を強化するため、中小企業との面談や経営サポート会議を開催しています。この会議には、TKC会員の積極的な参加をお願いしたいと思います。また、経営改善計画策定の支援に対する補助制度や、市町村と提携した創業者支援資金を用意しています。必要とされる中小企業への積極的な活用を呼びかけていただきたいと思います。

<参加者>

島根県信用保証協会：

会長　藤原孝行、部長　大野浩伸、課長　田中大介

TKC島根県支部：

中国会副会長　高橋美晴、支部長　桑原 令、システム委員長　竹内宏規