グループ通算制度の適用支援
グループ通算制度を適用している企業のうち、
1,100企業グループを超えるシステムサポート実績
グループ通算制度は通算親法人と通算子法人の課税所得の状況などによって、
活用の有利・不利が決まります。
制度導入検討の際には、通算子法人の税務・会計に関わる業務品質の実態調査や
前年度の法人税申告書をもとに、制度適用の場合の税メリットを試算する必要があります。
事前検討は規模が大きくなればなるほど業務量も多く、
関係性の薄い遠方の子法人などでは難易度が増します。
また、グループ通算制度を活用するとなった場合、1社でも延滞や誤りがあると、
グループ全体の計算に影響します。
そのため、通算子法人の現状把握とともに、
今後の適法・適正な申告業務を見越した税務ガバナンスの強化も大変重要となります。
中大研では、1,600名を超える全国のネットワークを活かし、
全国の子法人への支援が可能です。
これまで培ってきたTKCグループのノウハウを活かし
グループ全体の税務ガバナンス強化に向けた体制構築でサポートいたします。
システム面では、約1,100企業グループ13,500社超の導入実績がある
グループ通算申告システム(連結納税システム含む)と、
その導入・運用コンサルティングを実施しているTKC会員のサポートで、
貴社のシステム稼働を強力にバックアップします。
グループ通算制度の導入におけるよくある悩み
-
01
グループ通算制度を採用した場合、子法人のデータ収集を行うため決算申告スケジュールがタイトな上に業務量が膨大になってしまう。
- 中大研なら
-
これまでのグループ通算申告システム(e-TAXグループ通算)導入事例からベストプラクティスとして確立された最も効率的な導入スケジュールに基づき、税効果会計、グループ通算制度に強い貴社専任のコンサルタントが支援します。
導入時には前年度の申告書データを元にトライアルした結果を検証し、本稼働前に課題解消の提案を実施します。
また全社共通の標準化された業務プロセスに基づき構成されたシステムに入力されたデータが一元管理されるため、子法人の進捗管理がリアルタイムで可能です。
-
02
今後ずっとグループ通算制度を続けるにあたり、ジョブ・ローテーションで経理担当者が定期的に変更されることや子法人経理担当者への教育に不安がある。
- 中大研なら
-
システム導入時から貴社の状況を把握している専任のコンサルタントが本稼働後も、年2回の訪問サポートで税制改正に伴うシステムの改訂内容のご案内を継続しますので、担当者変更の際の引き継ぎも安心です。
子法人においては属人化を予防し、適切な業務フローを確立します。
また課題がある子会社への教育に関するサービス(一部、税務顧問契約締結業務も含む)もご用意しています。
-
03
グループ通算制度を機に、企業グループ全体の税務ガバナンスを強化させたい。
- 中大研なら
-
グループ通算制度導入は、企業グループ内の税務や税効果会計レベルを把握する絶好の機会です。
グループ通算申告システムの活用で子法人の処理状況をリアルタイムで進捗確認できること、また制度に関する知識・経験不足については、定期的に中大研会員が講師を担当するグループ通算制度、税効果会計等の基礎講座の活用などで補完いただけます。
また子法人を集めた入力説明会としてワークショップの開催も支援しており、グループ全体の税務スキルアップにお役立ていただけます。ご要望に応じて子法人の所在地近くの中大研会員をご紹介することも可能ですので、随時ご相談ください。
グループ通算制度の導入事例
連結納税制度(旧制度)の導入事例
-
日野自動車 様
立ち上げ時からTKC会員の信頼できる税理士の先生に、システムコンサルタントとして関与していただき心強かったですね。システムの具体的操作方法はもちろんですが、制度面の質問にもその都度こまめに答えてもらえたので、とても助かりました。
-
岐阜プラスチック工業 様
連結納税制度に対する知識不足やシステムの操作方法などに不安もありましたが、TKCのコンサル担当の方にご指導・フォローいただき、とてもスムーズに導入できたと思っています。
-
一畑電気鉄道 様
連結納税制度を採用したのは県内で私たちが最初でした。だから疑問点があっても周辺の企業には相談するわけにもいかない。さまざまな不安要素があるなかで、システム・コンサルタントのサポートには大いに助けられました。システム導入後も、システムのレベルアップ内容や毎年の税法改正について、定期的に足を運んで説明してくれるので本当に頼りにさせてもらっています。
グループ通算制度導入のケーススタディ・対応例
-
グループ通算制度とは
最大のメリットは、企業グループ内の黒字会社と赤字会社の損益が通算されるため、グループ全体での節税効果が期待できることです。
(1)個別納税の場合(例:税率25%)
(2)グループ通算制度の場合(例:税率25%)
-
CASE 01
グループ通算制度活用の有利不利判定
グループ通算制度は通算親法人と通算子法人の課税所得の状況の調査。
それらに基づく制度活用のアドバイスの実施。 -
CASE 02
グループ通算申告システムの導入
グループ通算申告システム(e-TAXグループ通算)の導入支援。
申告データの詳細入力や連結法人税・地方税への対応。
それらの電子申告の実施など。 -
CASE 03
システム導入周辺に関わる税務業務支援・税務顧問
関連子会社の決算レビュー、四半期対応、税務顧問担当を始め、親会社の税務業務支援、研修開催支援。
システム導入の周辺で必要となる業務の一連のサポートなど。 -
CASE 04
子会社の税務・会計システムの統一導入
親会社の決算スケジュールに対応する子会社の税務・会計システムのリプレイス。
FXをはじめとするグループソリューションと連動性の高いシステムの導入支援など。 -
CASE 05
経理担当者のスキルアップ
年2回の訪問サポートで税制改正に伴うシステムの改訂内容のご案内。
親会社・子会社の経理担当者への教育・研修サービスの実施。 -
CASE 06
経理スタッフの属人化防止
業務フローの見直し。システムの統一。
システム利用のマニュアル化。
その他、教育を含めた属人化防止策の実施。
税制解説
連結納税制度(グループ通算制度)
-
コラム第1回 連結納税制度の見直しのポイント
TKC全国会 中堅・大企業支援研究会会員税理士・公認会計士 足立 好幸
令和2年度税制改正大綱では、連結納税制度の見直しと新たな制度(グループ通算制度)の創設が明記されました。当コラムでは、連結納税制度の見直しと新しいグループ通算制度について、大綱と執筆時点で公表された法案をもとに解説します。
-
コラム第2回 連結納税制度とグループ通算制度の比較
TKC全国会 中堅・大企業支援研究会会員税理士・公認会計士 足立 好幸
令和2年度税制改正大綱では、連結納税制度の見直しと新たな制度(グループ通算制度)の創設が明記されました。当コラムでは、連結納税制度の見直しと新しいグループ通算制度について、大綱と執筆時点で公表された法案をもとに解説します。
その他のシステム・コンサルティングのご紹介
お問合せ
株式会社TKCが貴社のお悩みに合わせて税理士をご紹介いたします。
TKC全国会は1万人を超える税理士集団であり、
その中の研究会である中堅・大企業支援研究会には1,600名を超える税理士・公認会計士が参画しています。
中堅・大企業のお客様もお気軽にご相談ください。
法人の方はこちらから
法人用お問合せフォームTKC会員はこちらから
会員用お問合せフォーム