税理士・公認会計士を対象に「会計事務所経営セミナー」を開催しました

　TKC東北会山形県支部では、平成28年2月4日(木)天童ホテルにおいて、桐谷美千子会員（千葉会）を講師として、税理士・公認会計士の方を対象とした「会計事務所経営セミナー」を開催しました。TKC全国会に未入会の税理士を含め7名の参加がありました。

桐谷美千子会員

　今回のセミナーは、コミュニケーションが取りやすいように机の配置をコの字型にして、対話形式で進められました。
　講師の桐谷会員からは、①マイナンバー制度に関して、関与先経理担当者が不安を持たれていることから、それを解消するために事務所の対応を本格化させたこと②関与先企業全社の黒字化を目指してKFS（※）を進めていること。それによって金融機関との協力体制を構築していく事が大変重要であること等を熱く話されました。

　自計化推進は、自分の事務所にとって難しいと考えていたTKC全国会に未入会の税理士にも参考になったようで「今日は参加して良かった」という感想をいただきました。

※KFS（読み：ケーエフエス）
　関与先企業の「黒字決算」と「適正申告」を支援するためのツールです。

1. ｢K｣:継続MASシステムで、「経営計画」の作成を支援します。（経営助言ツール）
2. ｢F｣:FX2自計化システムで、「黒字決算」の実現を支援します。（業績管理ツール）
3. ｢S｣:税理士法第33条の2に基づく書面添付で、「適正申告」の履行を支援します。