掲載日:2016.02.25
会計事務所の業務品質向上
秋田県支部が「KFS所内推進責任者」情報交換会を開催しました
TKC東北会秋田県支部で平成28年1月21日(木)に31名の所内推進責任者を含む総勢41名が集結し、TKC秋田SCGサービスセンター研修室において「KFS(※1)所内推進責任者」情報交換会(※2)を開催しました。
巡回監査(※3)・書面添付(※4)、自計化、継続MASのチームに分かれ、テーマ毎のディスカッションを行いました。ディスカッション終了後には、各チームの代表者による発表が行われ、成果が共有されました。
今回の情報交換会で決定された事項については、所内推進責任者が各事務所に戻って実践することを誓いました。
※1:KFS(読み:ケーエフエス)
関与先企業の「黒字決算」と「適正申告」を支援するためのツールです。
- 「K」:継続MASシステムで、「経営計画」の作成を支援します。(経営助言ツール)
- 「F」:FX2自計化システムで、「黒字決算」の実現を支援します。(業績管理ツール)
- 「S」:税理士法第33条の2に基づく書面添付で、「適正申告」の履行を支援します。
※2:TKC東北会では会員事務所の総合力強化を目的として、重点課題である巡回監査・書面添付、自計化、継続MASの実践力を高めるために、各事務所内で各々の推進責任者を任命し、定期的な情報交換会を開催し研修やディスカッション等により相互錬磨を図っています。
※3:巡回監査
「巡回監査とは、関与先企業等を毎月及び期末決算時に巡回し、会計資料並びに会計記録の適法性、正確性及び適時性を確保するため、会計事実の真実性、実在性、完全網羅性を確かめ、かつ指導することである。巡回監査においては、経営方針の健全性の吟味に努めるものとする。
巡回監査は、毎月行う月次巡回監査と期末決算時に行う決算巡回監査とに分けられる。」と定義しています。
※4:書面添付制度とは、税理士法第33条の2(計算事項、審査事項等を記載した書面)を言い、税理士法第1条における独立した公正な立場において納税義務の適正な実現を図るという税理士の公共的使命を実務面で具現化した制度です。
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